今後少しずつ紹介コースを増やして行く予定です

Wilson Trail(衞奕信徑)


トレイルの概要

セクション
距離km 所要時間hr 難易度  
赤柱峡道(Stanley Gap Road ) 黄泥涌水塘Wong Nai Chung Reservoir) 4.4.8
2
***
2 黄泥涌水塘Wong Nai Chung Reservoir) 藍田(Lam Tin )
6.6
2.5
**
3 藍田(Lam Tin ) 井欄樹(Tseng Lan Shue)
9.3
4
**
4 井欄樹(Tseng Lan Shue) 沙田[土幼]( Sha Tin Pass)
8.0
3
***
5 沙田[土幼]( Sha Tin Pass) 大埔公道(Tai Po Road )
7.4
2.5
6 大埔公道(Tai Po Road ) 城門水塘(Shing Mun Reservoir)
5.3
2.0
**
7 城門水塘(Shing Mun Reservoir) 元[土敦]下(Yuen Tun Ha )
10.2
4
8 元[土敦]下(Yuen Tun Ha ) 九龍坑山(Kau Lung Hang Shan )
9.0
4
***
9 九龍坑山(Kau Lung Hang Shan ) 八山嶺・仙姑峰
(Pat Sin Leng/Hsien Ku Fung
)
10.6
4.5
***
10 八山嶺仙姑峰
(Pat Sin Leng/Hsien Ku Fung
)
南涌(Num Chung)
6.8
2.5
**
総合距離
78.0
難易度と所要時間は香港山海徑倶楽部基準ではなく公式地図に掲載されているものです。
* Easy Walk ** Fairy Difficult*** Very Difficult

「難易度」について
 「難易度」はあくまでも参考目安です。体力や体調、季節や天候によって変わること、御留意ください。
(難易度1)初心者、松コース (難易度2)初心者、竹コース  (難易度3)初心者、梅コース 
(難易度4)中級者コース   (難易度5)上級者コース
標距柱(Distance Post)とは
Trailと名のつくコースの起点から500メートル毎に設置された標識のことで、これを辿ると道に迷うことはなく、もし救助が必要になって999に電話する時も、この数字を言うと見つけてもらい易い。
999=救急車、ヘリコプター要請のEmergency Call,携帯電話可。呼び出した人のID・NOが必要。

(最新の記録から順番に御紹介しています)

2017年以降の報告はこちら

紹 介 コ ー ス
ウイルソントレイル 1
(2016年8月14日)
ウィルソントレイル10
(2016年7月27日)
ウィルソントレイル2
(2016年6月26日)
ウィルソントレイル4
(2015年12月13日)
ウィルソントレイル3
(2015年8月2日)
ウィルソントレイル5
(2015年7月19日)
ウィルソントレイル #2から1へ
(2015年4月19日)
ウィルソントレイル3
(2014年8月3日)
ウイルソントレイル#1&2
(2014年7月20日)
ウイルソントレイル#4
(2014年2月23日)
Wilson Trail #3
(2013年4月21日)
Wilson Trail 9の後半〜
8の前半 (鶴薮水塘〜太和)

(2013年2月17日)
Wilson Trail 10〜9の途中
(南涌〜鶴薮水塘)
(2013年2月10日)
衞奕信徑10の後半〜GOAL
(2011年7月24日)
衞奕信徑8-9
(2011年7月17日)
衞奕信徑7-8
(2011年7月3日)
衞奕信徑6-7
(2011年6月26日)
衞奕信徑5
(2011年6月19日)
衞奕信徑4
(2011年5月29日)
衞奕信徑3
(2011年5月8日)
衞奕信徑2
(2011年4月24日)
Wilson Trailステージ1
(2011年3月20日)
Wilson Trailステージ8〜9
(2009年7月26日)
Wilson Trailステージ4後半
(2009年6月21日)
Wilson Trailステージ4途中まで
(2009年6月14日)
Wilson Trail(衞奕信徑)
(2008年8月10日)
Stage 3の逆行9前半
(2008年4月20日)
Stage 8-9
(2008年2月17日)
Stage 7-8
(2008年2月10日)
Stage 7
(2007年1月21日)
Stage 6
(2006年5月28日)
Stage 5
(2006年5月26日)
Stage 4
(2006年4月23日)
Stage 3
(2005年12月11日)
Stage 2
(2005年12月4日)
Stage 1
(2005年8月28日)


山本レポート 目的地 :ウィルソントレイル 1
地域 : 大潭効野公園
参考地図: 香港島
山歩の日:2016年8月14日(日) 最寄り駅:MTR金鐘  午前9時集合 天気予報:最高気温30度
水・食料:補給場所なし 報告 山本 写真 府川/宇野/山本
難易度 : 3 (約5km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
集合写真 赤柱バックに ツンピーク頂上から 下る下る
もうすぐ引水道 休憩 バイオレットヒル 雲が切れて見えた
おーい 陽明山荘 終わった足でさらに登る 頂上からラマ島
笑顔 ゴールの黄泥涌水唐は目の前


●9:00にMTR金鐘C出口に集合したのは、(敬称略)府川、宇野、栗田、竹内、岡部、戸田、伊藤、山本の8名。6番赤柱行きに乗って衛突信径で下車。

●9:45からツインピーク登り始める。途中の展望台でスタンレーの街並みをバックに集合写真。雨が降りそうな曇り空で気温も低くて登りやすい。
●10:30にツインピーク一つ目頂上到着。11時には2つ目ピーク登頂。
●11:30引水道に降りて休憩。ハイキングツアーの団体さん20名くらいが休憩していて大混雑。
●11:40からバイオレットヒルに登り始める。雨がパラパラ降り始める。休憩もそこそこに早く終わらせるべく先を急ぐ。
●12:30栗田さん希望で紫羅蘭山頂上から左に折れて、大潭効遊径経由で黄泥涌水唐におりる
 中環行きバスに乗って、湾仔金源小館を目指すもお店は休み(がーん)。近くのカレー屋で打ち上げ。


【打ち上げ】国際カレー館(湾仔)
サモサ、カレー、スペアリブ等6人セットを頼み、ビール飲んだ人$100、飲まなかった人$80。


室節レポート 目的地 :ウィルソントレイル #10
地域 :
参考地図: 新界北東部
山歩の日:2016年7月24日(日) 最寄り駅:MTR大埔駅 A出口付近
         午前9時集合
天気:晴れ、最高気温27度以上
水・食料:途中なし 報告 室伏 写真 栗田、室伏
難易度 : 2 (約6km) :1

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
出発前の記念写真 川遊び 最後W137
本当の最後 打ち上げ飲茶



■参加者 暑い中、集合場所に集まってくれたのは川島さん、栗田さん、高良さん、室伏4名でした。

247Kバスで終点の新娘譚で降りてそこから9時40分登り始める。
・最初は日影がなく暑さと闘いながら登って行くと分岐点有、本来なら直進するとウイルソン・トレイルにぶつかるが、右に行くと近道になるのでそれに決めた。
・暫く行くと森の中を歩くので直射日光を避けられるので楽ちんだ。
・いつの間にかウイルソン・トレイルに合流した。 森の中の山歩はキツクナイ(登りはなく下りのみ)
・しかし、分岐点ごとにどちらに行っていいか迷う。
・しばらく歩くと川の流れと人の声が聞こえる。 橋がありその下で香港人が水の中ではしゃいでいる。 我が山海徑も川に行くが、誰も泳がない・・・休憩が終わり歩き始める。
・道を探しながらついにW137に到着、周りにはウイルソン・トレイルの終わりの看板がない・・・しばらく歩くとウイルソン・トレイルの記念碑が見つかりそこで記念写真。
・そこからは森がなくなり日差しが強い。
・ミニバスの通りに出ると、海の向こうは近代都市沙頭角が見える。 
・丁度、反対行きのミニバスが来た。 ここでこのミニバスを待つかそれとも混んで乗れない場合を考えて500m先の始発のバス停まで歩くことにした。半分ぐらい歩いたらミニバスが来たので手を挙げて乗車の意思を示した。 乗車すると三人しか乗っていない。
・12時30分MTR粉嶺に到着し、森Qさん御用達の飲茶をする。 4人で263.5ドル非常に安い。


竹内レポート 目的地 :ウィルソントレイル #2
地域 :大潭郊野公園
参考地図: 香港島及隣近島嶼
山歩の日:2016年6月26日(日) 最寄り駅:MTR金鐘 C1出口
         午前9時集合
天気予報:最高気温度34℃、
湿度65%
水・食料:補給場所なし 報告 竹内
写真 宇野、大橋、府川、竹内
難易度 : 2 (約6km)


集合写真

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
待ちぼうけ スタート 夏の雲
ライチ代官 山海河童の背中 サングラスの中に山海メンバー
集合写真2 絶景 出張へ
打ち上げ 本日の魚 高低差
歩いた所 トラムで移動 シロクマ
レインボー 獅子山カメラマン 獅子山絶景




●参加者
7月中旬帰国となる、河童姐さんの送別ハイクとなり大勢参加
伊藤さん、宇野さん、大橋さん、霍さん、川島さん、栗田さん、高良さん、斉藤さん、James さん、鈴木さん、半沢さん(初)、府川さん、藤崎さん、山本さん、竹内 +山の途中で関川さん(初、伊藤さん部下にたまたま会う。)
合計 16名

■9時 金鐘 C1出口に集合。
C1出口外と連絡したが、暑いから皆さん中で待つ。
川島さん、藤崎さんだけ真面目にC1出口にいらっしゃる。スタンレー監獄行 6番のバスで黄泥涌峡まで。
(バスから降りる時オクトパスをかざすと数ドル?セント返金あり。)

■9時20分バス停の脇の階段から登る。
階段上の小さな公園で集合写真。皆さん、帽子、傘と暑さ対策をしてスタート。かんかん照り、干からびそう。
暫く階段が続きひたすら登る。暑すぎて喋れない。後ろを振り返れば絶景。

■9時50分頃
三角点で毎年恒例お代官様から冷凍ライチを頂く!(府川さんありがとうございます!)
景色も綺麗なので再度集合写真。河童の背中も綺麗に撮影できました。

■10時半頃
石切り場を超えて登ったところの途中で、パイナップル休憩(山本さんありがとうございます!)。
休憩後、香港トレイルとウィルソントレイルの三叉路で伊藤さんの部下関川さん(初)に偶然会う。山海徑に勧誘。

小馬山を越えてクォーリーベイへ下って行く。
天気もよく、獅子山、九龍ピーク、シャープピークと見えて大満足。

【打ち上げ】 12時頃到着
Enoteca on Elgin    in クォーリーベイ

府川さん、大橋さん御用達のお店。
斉藤さん、夕方の便で日本出張の為、残念ながら打ち上げ参加出来ず。
お得なピザ&ビールor サングリア 1Lセット$188 を5セット+サラダ、パスタ 各3種、魚 + 追加でビール 約3L?
一人 $180でマイタン!

☆2次会 暑すぎるのでかき氷を食べに行く
越後屋  天后駅から徒歩 10分
宇治金、パイナップル、キャラメル、レインボー、シロクマ
火照った体も冷めて、美味しい。

☆スーパー宇野さんは3次会へ。
天気がすごく良いということで、夕方から獅子山に行かれた。
空気も澄んでいて絶景だったようです。



川島レポート 目的地 :ウィルソントレイル #4
地域 :西貢東部郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2015年12月13日(日) 最寄り駅:MTR彩虹(Choi Hung) C出口
         午前9時集合
天気予報:曇り、最高気温22度 湿度85%
水・食料:補給場所なし 報告 川島 写真  府川
難易度 : 3 (約8.5km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
ログ解析 徒歩マップ 高低差
井欄樹へ向けて 少し迷った?? やっとの思いでスタート地点 とにかく分かりづらい#4
ここから山道 最初の登り すごくいいペース 11ジャンプ!!
一路、四川食堂へ 口水鶏 いつも美味しい四川食堂 デザートの栗




■今日の参加者は、鈴木さん、竹内さん、府川さん、藤崎さん、川島の5人。いつも通り彩虹C出口へ9時集合し西貢行きミニバス乗り場へと歩き始める。しかし、ここで少しハプニングが起こり井欄樹へは大幅に遅れ10時半到着となる。

●ウイルソン#4の入りは、何度来ても道が紛れ、古い標識が見づらくて迷いやすいと思う。今回は沿道の住民が要所で手招きをしてくれたおかげで、さして迷わずに山道に入る集落外れの案内板へとたどり着いた。

●山道に入り少し登った後は、下り基調の道をひたすら進む事になる。舗装道路に突き当たるとそこを左方向へ暫く歩き、牛寮から再び森の中の道を進む。ここからが本格的な登りとなるが、先頭の竹内さんが快調なペースで登っていく。後わずかで登りきる所で小休止をはさみ、東洋山山頂へ向かう。天気は曇りで視界も悪く、残念ながら山頂は風が強いだけで早々に退散する。  

●カオルーンピークも全く見えなかったが、マクリとの合流地点あたりから天候は徐々に回復して来る。沙田パスには1:00頃に到着。
そこから空腹を我慢できず約3名が、今日の打ち上げ四川食堂まで駆け下りる。

●食堂はほとんど待たされる事なくテーブルが確保でき、ビ−ルとで乾杯。口水鶏、煎餃子、五香豆腐、回鍋肉、胡瓜など定番メニュ−をオーダーし、締めは担々麺(辛い麺と辛くない麺を一つづつ)。マイタンは一人90ドル。




山本レポート 目的地 :ウィルソントレイル #3
地域 :ウィルソントレイル
参考地図: ウィルソントレイル
山歩の日:2015年8月2日(日) 最寄り駅:MTR油塘A1出口
(觀塘綫、將軍澳綫) 午前9時集合
天気予報:最高気温33度
水・食料:補給場所なし 報告 山本 写真  府川・山本
難易度 : 3 (約8.5km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
500M毎に道標 ここから小径の始まり 砲台山への登り 砲台山からの絶景
集合写真 広大な墓地を見ながら下る アップダウンを繰り返す シャープピークの頂上が
ちょこっと覗く
人形群 清水湾道ゴールに向けて歩く 四川料理美味い。ビールもすすみます。




■集合したのは、(敬称略)阿部、宇野、藤崎、大塚、川島、向井、坂元(初参加/向井さんの大学後輩)室伏、高良(初参加/大塚さんの同僚)、府川、山本の11人。
来週帰国の阿部さんは今回が香港での最後の山海經山歩き。2桁の集合は幹事としては嬉しくテンションが上がる。

●9:30油塘駅からスタート。キレのいい阿部さんのトークを聞きながら、ロータリーを抜けてPrivateRodeのだらだら長いアスファルト道を上がり、一気に高度を稼ぐ。少しダレてきた頃に道路を登り切ってW020からウィルソンらしい小径が始まる。

●9:50砲台山山頂。香港島や清水湾や九龍側も360度見渡せる絶景を見ながらしばし休憩。空も澄み渡り、西貢のシャープピークや大帽山など香港中の山々が全て見渡せて壮観。こういう風景見ると、100Kの時はこれ全部歩くのかーと、ついつい思ってしまう。府川さんが持って来て下さった冷凍ライチを美味しく頂く。冷たくて美味い。いつもありがとうございます。山頂は初めて来たが第二次世界大戦時に日本軍を迎え撃った要塞跡も比較的原型を留めていることにビックリでした。

●10:30澳景路の道路に出て、この先やっと本日初の土道が始まる。気温も上がり日差しもキツくなり、登り下りを繰り返す稜線の日陰要所要所で休憩を入れる。ウィルソンの石柱を左に折れると、さあ本日の目的の人形群のいるウィルソン版タイガーバーム・ガーデン。蚊に襲われながらしばし見学して先に進む。相変わらず不気味だが、その世界観はエネルギッシュで結構好きです。W030越えると右手にLittle Hawaii Trailが見える。歩いてHawaiiを体験してみたかったが今回は残念。次回来てみよう。

●12:30清水湾道に到着してゴール。皆腹ペコでバスとMTRで黄大仙に打ち上げに移動。

【打ち上げ】黄大仙 詠藜園四川菜館 / Sze Chuen Noodles Restaurant TEL:2726-3818
黄大仙鳳徳道15-17號地下 (G/F., 15-17 Fung Tak Road, Wong Tai Sin)
大塚さんはマクリホースSec.5に、打ち上げ無しで走りに行かれたので10人で乾杯。
小籠包、回鍋肉、麻婆豆腐、過橋水餃、四季豆、?蟻上樹、胡瓜、清炒蝦仁、担々麺、ビール頼んで一人HKD110。お釣りは山海径財布へ。
個人的には2年ぶりの詠藜園でしたが、相変わらずの美味しさでした。阿部さんも満足。


斉藤レポート 目的地 :ウィルソントレイル #5
地域 : 一部馬鞍山郊野公園
参考地図: 一部馬鞍山郊野公園
山歩の日:2015年7月19日(日) 最寄り駅:MTR黄大仙(Wong Tai Sin)
      E出口  午前9時集合
天気予報:曇り、最高気温33度 湿度82%
水・食料:補給場所なし 報告 斉藤 写真  府川・阿部
難易度 : 2 (約10km)



斉藤レポート 目的地 :ウィルソントレイル #5
地域 : 一部馬鞍山郊野公園
参考地図: 一部馬鞍山郊野公園
山歩の日:2015年7月19日(日) 最寄り駅:MTR黄大仙(Wong Tai Sin)
      E出口  午前9時集合
天気予報:曇り、最高気温33度 湿度82%
水・食料:補給場所なし 報告 斉藤 写真  府川・阿部
難易度 : 2 (約10km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
本日もスタート 冷凍ライチで復活! 引水道を行く あまりの暑さに
これから望夫岩 サルの親子(こちらもキュートですが) vs サルの夫婦
(こちらはもっとキュートでした)
ゴールはまだか
ウシュラン 三ツ星. 本日もお疲れさまでした ビールに合う!
ビールに合う合う!! ビールに合う合う合う!!! 噂のビャンビャン麺


■ 待てど暮らせど回復せぬ天気予報、過去の山歩日記を読み込んで、雨の場合の選択肢の多そうなウィルソントレイル 5をとりあえずの行き先に決定するも、当日の朝にはダブル雨雲マークが一転して晴れマーク。出ました、香港天文台の降る降る詐欺・・・。
でも気を取り直して楽しみましょうね、阿部さん・伊藤さん・栗田さん・竹内さん・府川さん・林さん(初参加/斉藤友人)! (そして斉藤の計7名)

黄大仙駅 E出口から沙田〔土へんに幼〕までの最初の3kmで、早くも本日の最高地点に到達。売店もまだ空いておらず、道端で少々休憩してウィルソントレイル5へ。
空はすっかり晴れあがり気温もぐいぐい上昇、誰もがこんなはずでは、、、と思ったそのとき、府川さんから冷凍ライチの配給が(嬉)。ふぅ、生き返りました〜〜〜。
引水道に出ると、山肌からところどころ湧き水が出ており、タオルを濡らしたり、顔や首を冷やしたり、ついでに頭も洗ってみたりして。

望夫岩が見えてくるも、たどりつくには想像以上に高さがありそうな雰囲気。阿部さんはしばしの見納めかもしれないし、とりあえず登ってみることに。実物が意外と大きくて驚きました。
しかし、帰らぬ夫を待って岩になったなんて、香港にも蝶々夫人みたいな話があるんですね。

引水道に戻り、平坦な道にも飽きたところで、道沿いの公園にて、第1回 山海徑杯 鉄棒大会を開催。竹内さんの3連続前回りと伊藤さんの平行棒に、香港人もおさるさんも脅威のまなざし。
このあたりから本当のサルがだんだんが増えてきて、枝からぶら下がったり、走ったり、泳いだり、毛づくろいしたり、柵の上を走るも途中から落ちたりするサルに癒されながら、といいつつ襲われないようにも注意しながら、ゴールに向けて先に進む。

大埔公道に出ると、右手のバス停にちょうど81のバスが停車中。すかさず竹内さんがダッシュ&運転手さんに愛想をふりまき、おかげさまでロスタイムなしで乗車(若いってすばらしい、ありがとうね!)、本日もお疲れさまでした〜!!

【打ち上げ】 「有縁小敍」 佐敦文苑街36號地鋪
先々週に続きビャンビャ麺の「有縁小敍」へ。ウシュラン(宇野ミシュラン)三ツ星に、みなさんすっかりハマってしまったようです。今日もお一人HKD105で満足満足!モシュランに、ヨシュランに、ウシュラン、山海徑ってすごいなーーー(驚)



斉藤レポート 目的地 :ウィルソントレイル #2から1へ
地域 : 大潭・石澳郊野公園
参考地図: 香港島及鄰近島嶼
山歩の日:2015年4月19日(日) 最寄り駅:港島線 炮台山
          午前9時集合
天気予報:曇り、最高気温27度 湿度90%
水・食料:補給場所なし 報告 斉藤 写真 栗田・山本
難易度 :3.5 (約11km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
かる〜くwarm up いざ マル秘ルートへ こんなところや あんなところや
そんなところも 登ってひと休み これで景色が見えたなら(紫羅蘭山) 安心するのはまだ早い

やっと見えた(崗山)
自分で自分を
褒めてあげたいっ
本日もお疲れ様でした 今週のうまい顔
(麦酒会社 広報ご担当様、
お仕事お待ちしております)



● 4月に入って気温もぐっと上がり、外でビールを飲むのに良い季節になってまいりました! ということで、今週は赤柱まで「歩いて」飲みにいきましょう、ほぼ1年ぶりのウィルソントレイル(2?1)、です。ただし今回は、山海徑メンバーの(たぶん)必須アイテム 郊區地圖にさえ道認識されていないマル秘ルート、「明石徑」経由で行くことに。したがって、集合場所もいつもと違って炮台山駅。本日のメンバーは、明石さん・伊藤さん・大塚さん・霍さん・栗田さん・南さん・藤崎さん・藤本さん(初参加/斉藤友人)・斉藤、そしてこの週に再赴任されたばかりの山本さん(お帰りなさーい!)の10名です。

炮砲台山駅 A出口横のエレベーターに乗り上へ。道なりに進み、雲天徑の階段がスタート。軽くウォーミングアップと思いきや、名前のごとく雲まで続く階段。今日はゴールまでいったい何段昇ることやら・・・。上りきったところで左 ? 突きあたりを右 ? 聖貞徳中学の脇を左 ? しばらくして左に曲がって再び階段 ? 小川にかかる橋を渡り「大潭郊野公園」の表示板から石段へ ? 「晨運園地」(Morning Walker’s Garden)の表示を過ぎたところを右に入り ? 小川の飛び石を越えて東屋が見えたら、右手がマル秘ルートの入り口。ここから先は小さな滝になっており、滑らないように気をつけながら、両手も使って、いざ滝登り開始です。

■ 小休憩も挟んみつつ滝登りは無事終了。ここで、Runners (山本さん・大塚さん)とWalkersに別れ、途中で合流することに。Runnersは左手に進み小馬山橋からウィルソントレイルへ。Walkersは右手に進み、金督馳馬徑へ出て左、怪しげな廃墟を過ぎ、畢拉山道の「たまに爆破作業するから入っちゃダメよ」エリアのフェンスが終わった頃、左手に小さな入口が。これを引水道に当たるまで登って左に進む。ウィルソントレイルと合流地点では、既にRunnersのお二人が待っていて、涼しげな顔でWalkersをお出迎え。

■ 合流して目指すは渣甸山。頂上からは、見事に真っ白、何にも見えない。去年はここからビクトリアハーバーに浮かぶ黄色の巨大アヒルちゃんが見えたのに、なんて話をしながら、あれ、たしか今日も天気予報は晴れだったはず・・・。誰です、日頃の行いのよろしくない御方は?!

■ そして下ってセクション2の起点に。道を渡り、陽明山荘を左手にすり抜けるようにセクション1の逆走開始。相変わらず視界は開けず、どこ歩いているのかも良く分からないうちに、何となく紫羅蘭山頂に到着、ふぅ。。。 本日は、贅沢に桃缶&みかん缶の2種盛りです(明石さん、ありがとうございました!)

■ 紫羅蘭山を下りきったところで、大塚さん・藤崎さん・斉藤は、橋の手前を右に下って浅水湾へ、他メンバーはいよいよヲ崗山へ。階段を登り、小さなアップダウンを越えて、2つ目の頂上にたどり着くその頃には、視界も開け、眼下には赤柱の美しい景色が広がっていたのでした。

■ うーむ、そうなりますと、、、紫羅蘭山までの視界不良の元凶は、藤崎さん・大塚さん・斉藤に絞られるわけですが、でもこの顔ぶれからいくと、あれ、それ、もしかして私か・・・?!

■ 初参加の藤本さん、実は久しぶりに体を動かすとのこと、みなさんに励まされ、背中を押され、なんとか階段階段また階段の全行程を歩ききりました。では、達成感いっぱいの極上スマイルを頂いたところで(写真10)、本日もお疲れさまでした〜!


【打ち上げ】Ocean Bay・赤柱大街(Stanley Main Street)
さすが週末の赤柱、どこも満席。でもせっかくなので、海の
見えるテラス席をしぶとく狙い、かぶりつくのが憚られるサイズの特大ハンバーガーやサンドイッチなどにビール or ソフトドリンク付のランチセットで138ドル + service charge、観光地にしては意外とリーズナブルでした。



明石レポート 目的地 :ウィルソントレイル3
地域 : 
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2014年8月3日(日) 最寄り駅:MTR 藍田
          午前9時集合
天気予報:晴れ時々曇り、
最高気温32度 湿度75%、
水・食料:補給場所なし 報告&写真  明石
難易度 :3 (約12km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
油塘駅の案内板。
左上にWILSON TRAILの文字
女の子三人組と 右の階段を登っても行けます
新しく?設置された標識
(砲台山から澳景路に出てきた所)
いたずら書きが消されて整備された標識
(澳景路から五桂山に入る所)
座って下さい。景色良いよ。 
 周りも綺麗になった
巨大広告看板ではありません たくさんあります。


● 香港アルプスの情報更新調査の為にウィルソントレイル3へ。事前に欠席連絡をいくつか頂いており、夏休みの人もいるので今日の参加者は少ないと思っていたものの、集合5分前になっても誰も来ない。一人だったらどうしようと思っていたら、改札に向かって歩いてくる倉田夫妻を見つけて少しほっとする。9時5分まで待ったが誰も来ないので、明石を入れて3人で出発。
● 長いエスカレーターを乗り継ぎ、地上に出ると右折して啓田道から鯉魚門道と香港アルプスの案内に従って歩く。消えかけたウィルソントレイルの表示も見つける。執筆当時と状況に変わりは無い。
● そして油塘からのルートも確認する為、鯉魚門道終点ロータリーの少し手前でMTRの標識に従いマンションの間を抜けて油塘の駅に立ち寄ってみる。エスカレーターを降りて着いた出口はA1だった。香港アルプスで紹介されている出口は隣のA2。A1から出るとエスカレーターを使って登れる為、少し楽だがエスカレーターを降りた後の道が分かりにくい。一方A2から出ると登りが増えるものの香港アルプスの案内の通り進めばトレイルの入り口である華人永遠墳場のゲートと門番の詰め所にたどり着けることが確認できた。なお、茶果嶺道と高超道の交差点に信号が出来ているので、安全に道を渡ることが出来る。いずれにしても華人永遠墳場の入り口までウィルソントレイルの案内標識が全くない為、地図と香港アルプスは必須アイテムである。
● 舗装道路をしばらく登り、W20の標識があり、山道に入るところで、香港人の若者3人組に追いつく。彼らの手元には香港アルプス広東語版のコピー。思わず声を掛け、一緒に写真を撮る。インターネットで本を購入して、今日は該当のページだけコピーして持ってきたそうだ。最初は男の子二人と女の子一人だと思っていたが、砲台山山頂で再び出会ったとき、女の子が二人で男の子が一人だったことに気づく。しかし更に後ほど打ち上げの席で倉田奥さんに「明石さん。女の子三人組だったって分かっていた?積極的に話しているので軟派しているのかと思った。」と言われた。帰宅後写真を見返す。そう言われればそう見えるかな?
● 寄り道をして砲台山で景色を堪能しながらしばし休憩。その後ショートカットできる反対側には降りず、再び元来た道を戻り、澳景路を目指して真面目にウィルソントレイルを歩く。香港アルプス198ページに記載されている、右の階段を上がってもまっすぐ水路沿いを行ってもどちらからでも行ける箇所は、私と倉田奥さんがまっすぐ。倉田旦那は階段を駆け上っていった。我々はゆっくり歩いて合流点へ先に到着。倉田旦那は息を切らして合流点に遅れて到着。遠回りで上り下りがあり、景色が良いわけでもなく階段を登る意味はあまり無いようだ。
澳景路の標識は、砲台山から出てきた所で右折の標識、五桂山に入るための左折の標識共に整備されていた。香港アルプスの指摘により整備されたのか?
● 再び登り。稜線に出ると西側からの風が心地よい。途中「景色が良いから座ればどうか」と彫られた石に座ったものの直射日光が厳しいので直ぐに歩き出す。車のバンパーが階段に使われているのに驚きながら、がんばってもう一登りして五桂山に到着。山頂直下の風通しの良い日陰で倉田さんに持ってきて頂いたパイナップルの缶詰を頂く。とってもおいしい。3人で大きな一缶を食べきった。
● 休憩後、引き続き稜線を行く。周りの後片づけも終わり、きれいになった中華風あずまやを通過、巨大広告看板と見間違える電波反射板の脇を抜けて、とんがり山の釣魚翁が綺麗に見える東側が開けた場所で写真を撮る。しかしここも炎天下で日陰が無いので直ぐに歩き出し、標識に従って左折して稜線から離れ、森の中へ下っていく。この左折地点、道は更に稜線沿いにも続いている為、ここの標識を見落としたらどうなるのだろうと不安が頭をよぎる。
● 下りだすと直ぐにウィルソン版タイガーバーム・ガーデンが姿を現す。倉田さんの奥さんは、これを見るのは初めてだそうで、熱心に写真を撮っておられた。しかし人家が近いからか蚊がいるようで、立ち止まると蚊が寄ってくるので、仕方なく歩き続ける。
寶琳路を横断。大上托に登るのは暑いので諦めてトレイルを行く。澳頭の村の中は相変わらずルートが分かりにくい。橋の手前が駐車場になっていて道をふさぐように鎖が掛かっていたが、気にせず鎖を超えて橋を渡り、道なりに右折して、左側一番奥の家の裏手から緑の手すりの着いた階段を上がる。その間全く標識が無い。そして更にしばらく歩いて、ウィルソントレイル3の終点である井欄樹に到着した。
● 香港アルプス執筆時とトレイルの状況を比較すると、澳景路に道標が整備された分、良くなったと言えるが、街や村を通り抜ける為、ルートは相変わらず分かりにくく、あって欲しい所に標識がない印象は拭えなかった。歩くとき、地図と香港アルプスは必須アイテムです。

【打上げ】]詠藜園四川菜館
バスの終点鑚石山でレストランを探したが、混んでいて良い店が見つからず、MTRで一駅移動して山海徑お馴染みの詠藜園四川菜館へ。(と言っても私は二回目ですが。。。)
3人で5品注文、ビールも少し飲んで、一人90ドルでした。




川島レポート 目的地 :ウイルソントレイル#1&2 地域   : 大潭・石澳郊野公園
参考地図: 香港島及隣近島嶼
山歩の日:2014年7月20日(日) 最寄り駅:MTR金鐘(Admiralty)
C出口 午前9時集合
天気予報:曇りのち晴れ、
   最高気温30度 湿度85%
水・食料: 報告:川島 写真:栗田 難易度 :3.5(約11km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
スタート地点 スタンレ−半島 スタンレ−展望台
1362段? 大潭水塘 紫羅蘭山登り )紫羅蘭山下り
香港島ビル群 小馬山稜線のポイント これより海越え マカオ風


■台風の後で天気は今一の予報だったが見事に外れ、絶好の山歩き日和となる。真夏で気温は高いものの、涼しい風が吹き、何とか予定のコースを歩くことができた。集合場所には、伊藤さん、宇野さん、栗田さん、川島の4人が集合。

 ウイルソントレイル入口へは9:30頃に到着。Sec1は逆走でスタンレー打ち上げというパターンが多く、Sec1&2の順走は、皆初めてのようだ。ヲ崗山への登り階段には段数が書かれていなかったが、下りは50段刻みでジャスト1,000段の階段数が白いペンキで書かれている。陽明山荘までのSec1は結構な登り下りの連続で、距離的には短いものの2時間40分かかった。香港アルプス所要時間は2時間とあるが少し厳しいような気もする。雨の心配はなくなり、途中の道はぬかるんでいたものの、谷沿いに涼しい風が吹き抜け来てとても気持ちがいい。黄泥涌水塘公園で水分補給し、ベンチで小休止。
 Sec2では更に天候が回復し青空が多くなる。渣甸山から見下ろした香港のビル群は爽快で、香港トレイルから分かれた後の小馬山稜線からの維多利亜湾の眺めも素晴らしく綺麗だ。真夏にも関わらず、6時間を書けた山行きはKing’s Roadへ突き当ったところで終了(3時20分)。 少しでも早く涼しい場所でビールを!という皆の意見で、大古駅前のマカオレストランで打ち上げすることにする。

<澳門茶餐店>
 入口付近で慌ただしいテーブルしかなかったが、ビールを確保し乾杯。3時過ぎなのに凄いにぎわい。マカオ炒飯、鶏肉ポテトフライ付き、野菜、イカフライを注文する。マイタンは合計で370ドル。



川島レポート 目的地 :ウイルソントレイル#4 地域   : 西貢東部郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2014年2月23日(日) 最寄り駅:MTR彩虹(Choi Hung)
C出口 午前9時集合
天気予報:曇り時々晴れ、
  最高気温22度 湿度80%
水・食料:補給場所なし 報告&写真:川島  難易度 :3(約11km)

▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
入口で写真 親切な緑の矢印 間違い!!
昔ながらの道しるべ 峠からの見晴らし@ 峠からの晴らしA
東洋山山頂 シャ−ティンパスへ 絶景ポイント
 
ジャンプ!!  シルエット 米田シェフ お勧めタンタン麺



■今日の参加者は、宇野さん、斉藤さん、久々登場で佐藤さん、竹内さん、米田さん、アニ−さん(米田さんの沢の師匠から紹介)、川島の7人となりました。いつも通り彩虹C出口へ9時に集合しミニバスで井欄樹へ。

●森Qさん本にもある通り、ウイルソン#4の入りは、道が紛れ古い標識が見づらくて迷いやすい。ところが今日は幸いトレイルの道沿いに親切にも緑色のペンキで示された矢印の看板が随所にあり、難なく進める。。。と、見慣れない舗装道路に突き当たる。
実はこの矢印、途中まではトレイルの道案内にもなっていたがBBQサイトへの案内矢印で、トレイルへ導く標識は昔ながらの寂れた黄色い標識しかなく、山道に入る集落外れの案内板へたどり着くまでの最後の大きな分岐点で、我々を右ではなく逆方向の左に誘導していた。(紛らわしいので要注意)

●なんとかウイルソントレイルへと戻り、山道に入る。森を抜けると、下りの道をひたすら下り、舗装道路に突き当たるとそこを右方向へ暫く歩き、牛寮から再び森の中の道を登る。上り坂を少し登ったところで10時過ぎに小休止。アニ−さんが持ってきてくれたブドウを皆で食べる(ご馳走様でした!)。ここから暫く登りの階段が続くが、寒くも暑くもない快適な気候の中を峠へと向かう。シャ−ティンパスへ続く舗装道がその先に見えてくるが、トレイルの道を一旦外れ右に折れ、東洋山山頂への道を進む。山頂は、風がとても強いが、見晴らしは素晴らしい。その先、尾根伝いに小道が続くが、米田さんと竹内さん麓で待っているので、もと来た道を引き返す事にする。そのまま舗装道路をシャ−ティンパスへ。最近にしては珍しく空気が澄んでおり、香港島まで綺麗に見渡せた。シャ−ティンパスには12:30頃に到着。

●一路、今日の打ち上げ四川食堂までの道を下り、少し待たされたが予定通りにビ−ルと豆乳で乾杯。麻婆豆腐、煎餃子、など定番メニュ−で、締めは担々麺。マイタンは一人80〜110ドル。



河村レポート 目的地 :Wilson Trail #3 地域   : 調景嶺/井欄樹
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2013年4月21日(日) 最寄り駅:MTR藍田(Lam Tin)
A出口 午前9時集合
天気予報:曇り時々霧雨、
  最高気温23度 湿度90%
水・食料:補給場所なし 報告:河村 写真:大橋/岡本  難易度 :3(約9.3km)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。

■今回は、それほど難しくなくて、見晴らしもよいところを、と思いウイルソン#3へ。9時に藍田のA出口あたりに栗田さん、米田さん、岡本さん、木村さん(久しぶり!)、大橋さん、浜野さん(定着?)、宇野さん、川島さんと河村が集合。エスカレーターを乗り継いで地上出口で宇野さんの同僚明石さんと合流し、本日の暦は不明なるもお墓参りの臨時(?)バス待ちの人々をかき分けながら#3の出発点の墳場入り口へ向かう。

●09:30過ぎに墳場入り口に着いて、#3の標識を探しながら道路を登り、見つけた#3出発点で記念撮影ののち、砲台山経由で調景嶺の山を歩く。砲台山には10:00ごろ到着、かたやビクトリアハーバー、かたやはるか西貢方向を見下ろす絶景、といいたいところであったが、天気は最悪で海/山の景色は見られず、あしもとに墳場を見下ろすだけであった。

 その後進路を北方向に変え、281M山/五桂山を越えてウイルソン#3名物(?)の人物/動物像群にやってくる。雨はしとしと、やぶ蚊もとんできて雰囲気は最高潮に。像は相変わらず不気味であったが、周りに群生する花(ランの一種?)は大変きれいであった。初参加の明石さんは在香港2年弱ですでに4大トレイルをすべて歩き済み。聞けば道がなくても地図と磁石で目的地に進む本格派。Trail Walker面子1名確保か。

 これがコースなの?と思ってしまう凹頭の村を通り過ぎ、緑深い谷をを右手に#3終点を目指す。このところの長雨のせいか巨大カタツムリもでてきてこんにちは。終点の井欄樹には12:00ごろ到着。ちょっと早いので、今来た道を取って返して途中から左にそれて小夏威夷徑/Little Hawaii Trailを進み、寶林で今日の歩行を終えたのであった。どこがハワイやねん? ハワイとあわせて本日合計11KMちょっとぐらいだったでしょうか。

その後、寶林駅ビルの東海飯店の飲茶で満足打上げ。天気はよくなかったが、人数も打ちそろい、楽しい山歩きでした。(それにしてもウイルソン#3は道がわかりにくい。記憶と「香港アルプス」を頼りにしたものの、何回も道を間違えました。ごめんなさい。)
                                     以上



目的地 :Wilson Trail 9の後半
〜8の前半 (鶴薮水塘〜太和)
地域   : 八仙嶺郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2013年2月17日(日) 最寄り駅:MTR粉嶺(Fanling)、
       午前9時集合
天気予報:晴れ曇り、最高気温21度
   湿度83%、 黄色乾燥警告
水・食料:なし 報告・写真 Qちゃん  難易度 :3(約8km、約3.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
屏風山と黄嶺
かな?
古道ぽい道標 九龍坑山の山頂
(タイマー撮影)
アバウトすぎる道標
ミニ万里の長城 下界が近くなる 野生化した
カエンカズラ
だまされた!


■今日の参加者は、河村さん、アタシ、、、だけ〜! ちと寂しいが、行くか〜
 先週終わってから乗ったミニバスに乗り、イチゴ園の近くで下車。道路を真っすぐ進み、鶴薮水塘のダムに出たら衞奕信徑(Wilson Trail)に合流。先週ここまで歩いたわけで、今日は右の急な階段を上がる。最初の標距柱がW111で、後はウィルソンを逆に辿って行く。

 森を抜けて林道に出てタラタラ登り、W104を過ぎると九龍坑山(Cloudy Hill, 440m)だ。山頂の三角点は林道から離れて建物の方へ上がるとある。11:10三角点の上にカメラを置いて記念撮影。下ってまた林道に出る。
 靄っているが大埔の工場地帯や吐露港がそこそこ見え、これから下る階段がミニ万里の長城のように続いている。これを登るのは大変なんだが、今日のように逆から来ると意外に簡単で驚いた。もう一つ驚いたのは、標識に鉛礦凹(Lead Mine Pass)とある。ここから約10キロ先なんだけど、書く意味あるの?

 長い階段を下って下って、12:45道路に出た。もう少し行くと公衆トイレがあり、その前にW099。今日見る標距柱はここまで。とはいえもう少しウィルソンを歩き、MTRの線路に突き当たったら左へ。太和駅に出る。
 二人で飲茶するのもなんだし、先週行ったbiang biang麺の店に行きたいけど、今日まで旧正月休みなんだよね。(数日前に行った時、そう張り紙してあった ←早速行ったのかよ! うふ) じゃー佐敦(二人の最寄り駅)まで戻る?

【打ち上げ】
雲桂坊風味米線
/ Wan Kwai Square Noodle Shop TEL:5300-2682
佐敦呉松街119-121號地下
 雲南桂林過橋米線も病み付きになる酸っぱ辛い麺の店で、そこを目指して行ったのに、看板をよく見たら、雲桂坊風味米線だって。騙された! でも、ま、いっか。メニューもよく似てて味はほぼ同じ。だから文句はないけど、テーブルに置かれた伝票は、雲南桂林過橋米線と印刷されている! どーゆーこと? 流行っているから2匹目のドジョウを狙って退社した人が始めた? で、辞める時に伝票を持って出た? まさかねぇ。ようわからんが、お支払いは河村さんがしてくれ、ご馳走様でした!

目的地 :Wilson Trail 10〜9の途中
       (南涌〜鶴薮水塘)
地域   : 八仙嶺郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2013年2月10日(日) 最寄り駅:MTR粉嶺(Fanling)、
       午前9時集合
天気予報:曇り晴れ、最高気温18度
湿度80%、 寒冷・黄色乾燥警告
水・食料:なし 報告・写真 Qちゃん  難易度 :4(約18km、約5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
南涌で下車 仙姑峰 李嘉誠が作った
観音像
イチゴ狩り
売店 日本品種だって たくさん熟れてる 打ち上げの店
ビールと料理 biang biang麺 招牌麺 西安料理なんだ


■今日は旧正月の元旦!なのに、集合したのは米田、杉田、お久しぶりの牛島、宇野、私の5名。元旦なのに多い? 行き先は去年の100km前、米田さんが一人で衞奕信徑(Wilson Trail)のゴールから歩き始め、八仙嶺を越えて水がなくなり諦めたという九龍坑山(Cloudy Hill)まで歩きたいそうで、25kmくらいあるけど行ってみる?

●旧正月なのに人は多いが、鹿頸行きのミニバスは我々だけ。運転手は客待ちしてなかなか発車しない。が、結局増えないまま発車。
 9:45南涌(Nam Chung)で下車。右側にマングローブの一種、ヒメルギが茂る道路を行く。冬なのに露地のトマトが赤く色づき、大きなキャベツができている。ラマ島で買ったホウレンソウが美味しかったと畑を見る度、野菜を買いたがる米田さんが、買う!と言い出す。(おいおい25km持って歩くのか?) でもお百姓さんが見当たず諦める。
 右に南涌郊遊徑の入り口があり、橋を渡ると左に衞奕信徑(Wilson Trail)の碑があって、ここがゴール。更に進むとウィルソン78kmの最後の標距柱W137がある。標距柱は500mごとにあるから、つまり68.5km地点ってわけで、足りない9.5kmはどこいったんや!?と毎回ツッコミを入れる。

●道路はやがて地道になり、かつての生活道だったのだろう、ぽつぽつとある廃村を石畳がつなぐ。海は遠く、畑もなさそうな山の中で、人はどうやって生計をたてていたのだろう? W127を過ぎると平坦だった道は一転、急な階段の登りとなる。しんど〜
 13:00仙姑峰(511m)の三角点に到着。ここから八仙嶺が始まるわけで、昼を過ぎたというのに先は長い。登ったり下ったり、汗かきながら八つの嶺を越えたが、稜線歩きの3分の1が終わったにすぎない。曇ってて良かったよ。
 休憩中、半袖Tシャツ+短パンの米田さんは肉襦袢を着てるから寒くないって話になり→最近の子は襦袢ってわかるのかな?→私の友達のイグサさんは名字を説明する時「井戸の井に草」って言うんだけど、井戸が通じなくなるのではないかと心配している→カマドもそう、おまけに150画くらいあって覚えられないと杉田さん→150画は言い過ぎぃ、ウかんむりに羊の下がない代わりに四つ点のやつでしょ?と私。(帰宅してググると、それは窯=カマで、杉田さんが言うカマドは「竈」でした) という話の流れで宇野さんが、Biang Biangという本当に150画くらいありそうな有名な麺の店があると言い、牛島さんが携帯で検索。あった、これだ!
http://www.ufood.com.hk/restaurant/detail/佐敦/有?小敘/10104000489

陝西料理の店らしく、早速食いつく米田さん。旧正月は休んでいる店が多いから電話して確認。営業してるとわかり、いきなり打ち上げ場所決定! と同時に九龍坑山は中止。米田さん以外、登る気なかったからちょうどいい。そうと決まれば早く行きたいが、なかなか終わらない稜線歩き。
 15:30、W113でようやく道路に出た。鶴薮水塘を左に見てダムまで来たら、道路を右へ約2キロ。するとミニバスに乗れるのだが、有機栽培のイチゴ狩りの案内があり、野菜も売ってるはずだら行きたいと米田さん。みんなも興味があって同行。
 旧正月だからやってないんじゃないかと思ったが、案外お客さんがいる。入り口に売店があって、そこから先の農園は入場料$10。入場料とるのかよ?! イチゴをとって来た人が計って料金を払っている。それが、日本の輸入イチゴを買った方が安いんじゃないかと思うほど高い! つまり食べ放題のイチゴ狩りじゃないんだな。
 米田さんと宇野さんが$10払って入る。売店も高く、牛島さんは野性っぽいバナナを2本買って$12。スーパーで美味しいバナナ6本は買える。蒸したトウモロコシは$20で、杉田さんが買って半分わけてくれる。街市なら蒸してない生が4本で$10だ。
 米田さんと宇野さんが戻って来てバス停へ。ミニバスに乗ったのが17時過ぎ。終点の粉嶺駅で下車。家族が待ってる米田さんと牛島さんが帰り、biang biang麺は杉田、宇野、私で食べに行く。

【打ち上げ】
有縁小敍
 TEL:5300-2682
佐敦渡船街38號建邦商業大廈地下3號舗
 MTR佐敦駅から徒歩約10分。宇野さんによるといつも行列ができているらしいが、旧正月なのですんなり入れる。大テーブルとカウンター数席しかなく、それが行列の原因だね。ビールは青島の大瓶が$20。陝西料理なんてわからないから、つまみ的に羊餃子、炒蓮藕絲(レンコン)、炒土豆絲(ジャガイモ)、biang biang麺を注文。辛さはmedium。biang biang麺はスープなしのホウトウみたい。辛くて美味しいけど、最後に食べたスープありの招牌麺の方がオススメ。店のお兄ちゃんのオススメは五香驢肉。味見させてくれるが、ロバ肉ぅ! 料理も店のふんいきも気に入り、マイタンすると$326。女子が$100ずつ、杉田さんが$126出してくれ、大満足で店を出ました。



目的地 : 衞奕信徑10の後半〜GOAL
   (Wilson Trail Section 10〜GOAL)
地域  : 八仙嶺郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2011年7月24日(日) 集合場所:旧KCR大埔墟(Tai Po Market)、
      午前9時集合
天気予報:晴れ、最高気温33度、
     湿度88%、炎熱注意報
水・食料:補給場所なし  報告・Qちゃん  写真・ 倉田  難易度 :3(10km、約4時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
スタート地点 急な階段の登り プローバーコーブと
右が馬鞍山
谷も幾つかある
横山脚上村 横山脚南橋 ここを左へ 手前が香港
海の向こうは中国
橋山橋 ここまで来ると
道標もこんな感じ
最後の標距柱 ゴールの碑?

■本日の参加者は、お子さまラグビーが終わって久々の倉田(4月3日のおフランス街道以来だね)、川島、岡本、河村、五十嵐♀、私の6名。倉田さんが歩きたいと言うので始めたウィルソンなのに、本人が参加したのは最後の今日だけという、有終の美ですな?
 全コース歩いたのは川島さんと私だけ。パチパチパチ〜 河村さんはセクション2・5・7〜8の途中、岡本さんは2・3・6〜7の途中、本日欠席の中川さんは1・4・10の途中〜ゴールが抜けてるんだよね。女の五十嵐さんは倉田さん同様、ウィルソンは初めて。ま、ともかくバスターミナルへ行きまひょ。新娘譚行き275Rは乗客が多くて1台目に乗れず、9:17発の2台目に乗車。

●ウィルソンのセクション9の後半から10の前半=八仙嶺は、6月5日に菊池さんと稲岡さんの送別で歩いたのでパス。今回はその日、道路に出て来た道を戻るのを端折ってウィルソンに合流するべく、9:37涌背で下車。しかし、これは間違いで、もう1つ前の船湾郊野公園で下車するのが正解。我々はそうだとわかるまで徘徊し、船湾郊野公園のバス停に戻って登り口を見つけたのが10:05。記念撮影して、さぁ出発だ!
 風が吹かない森の中の急な登りの階段は辛い〜 大汗をかきながら横道に出たのが10:20。10分休憩して右に進むが、横道に出たらもうないと思っていた登りが、傾斜はさほどきつくないが続き、しんどい〜 時折木々の間からプローバーコーブ(船湾淡水湖)が見える。
 10:55ようやく分岐でウィルソンに合流。休憩しようかと思ったが、狭い上に先客がいたので通過。標距柱のW127を過ぎると曇ってきたので、11:00開けた台地で休憩。11:20まで。

●朽ちた民家の残骸がある横山脚下村から横山脚上村を過ぎ、意外に立派な横山脚南橋、そして横山脚北橋を渡り、石畳の古道は延々と延びている。ウィルソンのスタート地点、南国の陽光あふれるスタンレーとは違い、歴史を感じさせる道だ。
 1時間以上歩いた12:35、Edward Youde Memorial Pavilion(尤徳亭)という東屋で休憩。ウィルソントレイルから少し外れたとこにあり、香港アルプスの取材の日は土砂降りで寄れなかったここが、本日のベストヴューポイント! 手前の牧歌的な田舎が香港で、奥の海辺に林立したビルが中国領の沙頭角。売りに出されたと聞くミンスクも接岸している。倉田さんの冷凍ミカンとブドウの缶詰をいただき、13:10まで休憩。
 ウィルソンに戻ったら下る。橋山橋を渡ると消えかけの道標があり、林道に出たら登り返す。

●ウィルソントレイルの公式距離は78キロなので、標距柱はW156までなきゃいけないのに、W136、W137と見たら、後がない。とりあえずウィルソンの碑があるので記念撮影し、更に道路を下る。
 13:20橋を渡ると、地図上ではセクションの区切りを示すマークがあるのに(ウィルソンはセクション10までなので、つまりはゴール)、現場には何の表示もなく、ホンマにこれで終わりかい!?
 全コース歩いた川島さん、感想はどうです? 78キロなのに68キロくらいしかなかった気がします。(爆笑! 感想やのうて真実やないですか。W137=68.5km) 河村さんは? 集落とか変なとこを通り最後は距離が足りないって、このゆるさがいいっすね。
 そう、そうなんです! 金子さんが香港アルプスにウィルソンは全コース載せないって言った時、全コース歩いてから言って!と私が断固反対したのは、ダメとわかっていながら別れられない男みたいな、ウィルソンには変な魅力があるんです。
 というわけでゴールしたみたいだけど、ここにいてもバスは来ない。更に歩いてミニバスが通る鹿頸路に出たのが14:05。右の始発地点へと歩き出したら、ちょうど6人乗れるミニバスが来たので乗車。終点は粉嶺駅

【打ち上げ】
新明苑海鮮酒家
/ Sun Ming Yuen Seafood Restaurant TEL:2676-1368
粉嶺中心第ニ期208-210號舗
 先週も粉嶺だったので同じ店は芸がないと、ここでよく買い物をしてシンセンに帰る五十嵐さんに聞き、新規開拓。メニューは少ないが、味はOK。何より先週の金明苑に比べビールがよく冷えてる! カールスバーグの大瓶が$16で8本飲み、マイタンすると$553。1人$100徴収し、残った$40は山海徑財布に入れますた。



目的地 : 衞奕信徑8〜9
    (Wilson Trail Section 8-9)
地域  : どこの郊野公園にも含まれず
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2011年7月17日(日) 集合場所:旧KCR太和(Tai Wo)、
      午前9時集合
天気予報:曇り雨、
   最高気温30度、湿度86%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :3(8km、約5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
康樂園 遠くのビルはシンセン ここだけ地道 曇ってて幸い
中央の窪みが鉛礦凹 馬鞍山と大埔の
工業団地
歩いて来た道 帰りの電車 
木村さんに撮られた!

■今朝はトンネルバスと旧KCRの乗り合わせがうまくいかず、5分ほど遅刻して到着。待っててくれたのは中川、先週に続き日本から出張中の佐藤、川島、岡本、河村、2度目の参加の佐藤(初回は尾形さん送別のシンセンの梧桐山)。そして私の7名。

A出口から先々週の逆を辿ってウィルソンに入るとわかりやすいが、B出口なら線路を潜る必要がないので9:10出発。結果は、わかりづらくてA出口の方がいい。標距柱は公衆トイレのとこがW099で、突き当たりを左へ。道路の終点から標識に従い九龍坑山(Cloudy Hill, 440m)を目指して階段を上がる。
 9:30木村さんから電話。寝坊して遅刻したけど追いかけるから道を教えてって。木村さんはシンセンの梧桐山に行く日も遅刻したから、この前も遅刻した人ですね?って、被災してない方の佐藤さんに言われる。(笑)
 3つめの東屋に9:50に着き、休憩。今にも降り出しそうだが、海の向こうに馬鞍山、山頂が霧に隠れた大帽山と、雄大な景色が広がる。木村さんを待つつもりで長めの休憩をとっていたが、河村さんが電話するとまだ太和に着いてない! こりゃ待っててもしょうがないと10:10歩き出す。

●オレンジ色の屋根が並ぶ康楽園の裏を通り、次の東屋(道をそれた左にある)まで10分。休憩したばかりだが景色がいいので20分休憩。道に戻ったら、ここだけコンクリートではない地道を下って登り返す。10:45名もない山の三角点(288m)に到着。10分休憩し、白いキャップに青いツルピーTシャツの木村さんらしき人が見えたとこで三角点からコンクリートの階段下る。そして、九龍坑山に向けて長〜い階段の登りが始まる。曇っていて幸い、でないと「なんでこんな日に登るねん!」って中川さんが怒る。
 楽しみにしていた苞舌蘭(Buttercup Orchid)は早かったのか咲いてなく、大汗をかきながら九龍坑山山頂直下の林道に出たのが11:20。もう登りはなく、ここでウィルソンのセクション8も終わり。腰を下ろして木村さんが登って来るのを眺める。

●今週始めに高熱が出たそうで、病み上がりの木村さんは何度も立ち止まりながらゆっくり登ってくる。岡本さんは傘をさして寝てしまった。(ウサギか?) ようやく追いついたら、冷凍パイン缶を出してくれる。あら〜重いのに申し訳なかったね。有り難くいただき、ようやく12:20セクション9に入る。
 とはいっても林道を下るだけ。流水響郊遊徑と合流したところからは地道を辿る。八仙嶺が見え、ウィルソンは次にあれを登るわけだが、6月に登ったからバス。次回はいよいよゴールだ!
 W111を過ぎ、急な階段を下って鶴藪水塘の道路に出たら、13:30終わり。立ち休憩して左へ道路を約2キロ歩くと粉嶺行きミニバス乗り場があるが、そこで待ってても満席だと乗せてくれないから始発の村まで数分歩く。案の定、乗客がたくさんいて、村人優先だから乗せてくれないかと思ったが、30分待った1台目に乗れてホッ。

【打ち上げ】
金明苑海鮮酒家
/ Golden Garden Seafood Restaurant TEL:2676-1228
粉嶺祥華邨商場106號 (Shop 106, Cheung Wah Estate Shopping Center)
 粉嶺に住んでいる佐藤さんにオススメの店をきくが、あまりないらしく、いつもの店へ。ビールは生力の大瓶が$17と安いが、冷えてなくて残念。それでも8本飲んだ。マイタンすると$581で、1人$80。$40山海徑財布に入れました。


目的地 : 衞奕信徑7〜8
    (Wilson Trail Section 7-8)
地域  : 城門&大帽山郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2011年7月3日(日) 集合場所:MTR全湾(Tsuen Wan)、
      午前9時集合
天気予報:晴れ曇り雨、
  最高気温31度、湿度80%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :3(8.5km+2km、約4.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
標本林へ 入り口 案内板 270種類、7000本以上
大埔あたり かつて埋もれていたW090 後方、八仙嶺 ローズアップル

■本日の参加者は中川、岡本、広州から高野&船木(2回目)、私の5名。プラス川島さんが、先週欠席して歩いてないセクション6から追いかけて来るという。我々はミニバス乗り場に行き、9:10城門水塘行き82に乗車。
 9:25終点で下車。階段を上がって先週歩いた道を戻り(水塘沿いに近道したから若干違うが)、10:00三叉路でウィルソンと合流。しばらく行くとW079があり、次の分岐には10:20到着。ここで、前々から行ってみたかった「城門標本林」に寄り道。(香港アルプス220頁参照←私が唯一取材しなかったとこ)

●5分ほどで標本林の入り口に着き、勝手に門を開けて入る。手間ひまかけて手入れされた林は非常に素晴らしいが、特筆するほどのことはない。春先の花が咲く頃にまた来よう。しばらく休憩してウィルソンに戻る。
 11:20鉛礦凹(レッドマインパス)の東屋に到着。川島さんが追いついて来て11:50まで休憩。マクリホースと交差したウィルソンは、公衆トイレの左側の地道を下る。
 12:20道路に出たとこがW087で、左に進み、分岐に茶色いタイルの休憩所があるとこでセクション7は突然終わる。

●12:45まで休憩した後、セクション8に突入! 分岐した道路はすぐ合流するのでどちらに進んでもよく、W088で合流したら、下って橋を渡り集落に入って行く。
 香港アルプスの取材の時は見つからなかったW089を発見。13:00建設中のマンションに埋もれていたW090もちゃんと立っており、そこから左へ坂を上がる。以後ややこしいが、白地に緑の矢印の道標に小さく「衞奕信徑 Wilson Trail」と書かれているのが目印。
 集落が途絶えたら地道になるが、13:10コンクリート道に出て階段を上がる。暑くて大変だが、振り返ると八仙嶺や吐露ハーバーが見え、見晴らしはいい。せっかく登ったのに少し下ると小さなダムがあり、そこを過ぎると林道だ。
 廃屋か住んでいるのかわからないような民家で犬に吠えられ、だらだら登ってW094を過ぎたら下り。13:45ヘロヘロになって分岐の東屋で休憩。トカゲが2匹現れるが、30cmくらいのチビなんで大人しくしてる。>爬虫類キライの私
 休憩中、中川さんが「あれ茘枝ちゃう?」。ホントだ!スッゴイたくさんなってる、あっでも茘枝じゃなくローズアップルちゃいます? 近寄ってみると、市販のものより随分小振りだが、鈴なり〜

●その後は道路を下り、頭上を走る道路の下を潜り、14:25変形三叉路に出たら右にW097がある。真っすぐ進んで遊楽場(Play Ground)を抜け、川沿いの道を右へ。橋を渡ると旧KCRの太和駅に近いが、次回のスタート地点までもう少し歩こうと、左へ川沿いに進む。
 次の橋まで来たら右へ。閑静なマンション沿いにW098があり、正面に旧KCRが走っている。突き当たりのバス道路を横断して右に少し歩き、KCRの線路の下を潜る通路を抜けると14:40。本日の予定終了! 右に進むと太和駅だ。
 最後に、山案内には約8キロと書きましたが、計算ミスがありまして、ホントは約11キロでした。ゴメンなさい!

【打ち上げ】
郷土風情
 TEL:2667-2988
太和邨太和商場第一期3樓301號舗
 長年香港を徘徊しているが、太和で食事するのは初めて。ネットで検索するとここと美心くらいしかなく、こっちに入ったが、新しい店内はきれいで、高そ〜 でも15時過ぎたら点心は安く、味もいけてる。マイタンすると$508。1人$100徴収して払った後、暑さでボケてたか、レシートをチェックし忘れたことに気づく。よってビールがいくらだったのか不明です。

目的地 : 衞奕信徑6〜7
    (Wilson Trail Section 6-7)
地域  : 金山&城門郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2011年6月26日(日) 集合場所:MTR太子(Prince Edward)
       午前9時集合
天気予報:晴れ曇り雨、
 最高気温31度、湿度80%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :3(8.5km+2km、約4.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
このアーチに出て来る サルいた ウィルソンの碑 撮影者交代
ランタオ島は霞んでる ダムから見た獅子山 城門水塘 水塘におりる
水位が上がると消える広場 川を渡って近道 白千層の並木 茘枝王!

■ウィルソントレイルはセクション10まであり、いよいよ後半に突入するわけだが、参加者は中川、木村、河村、F太、私の5名。先週のセクション5まで皆勤だった川島さんが欠席で、河村さんはセクション2と5が抜けてるし、ここまで皆勤は私だけ。ちと寂しい。でも山案内の難易度を2.5にしたせいか、お久しぶりのF太が3回目の参加!(掛川さんの伝言、木村さんに伝えてたよ)
 
E出口から彌敦道に出て左へ。山崎パンの前にバス停があり、木村さんがパンを調達。近ければ白沢ベーカリーに行くのに、残念。9:15禾●(Wo Che)行き81に乗ると、部屋を出るとき雷雨警報が出ていたせいか、西の空に雨雲が広がっている。持つかな?

●9:27九龍水塘で下車。少し戻ると案内板とW061があり、セクション6に入る。道ばたで乳母車2台に幼児を1人ずつ乗せたお母ちゃんとおばちゃんの4人が、袋から食べ物を出して休憩中。それを狙って前方からサル出現! 大丈夫かと心配しつつ、我々は林道から左へ小道を行く。
 上へ上へ階段を上がり、平坦になったら左へ。後は大した起伏もなく、森が途切れると獅子山、香港で一番高いICCのビル、香港島まで見え、天気は悪いがなかなかの眺望。
 10:05三叉路にW064があり、右へ階段を上がる。今日はよそへ出勤したのかサルはいない。10:30金山家樂徑(Kam Shan Family Walk)のアーチを潜って道路に出たらマクリホースに合流。そこにはサルがいて、立ち休憩だけで進む。10:35分岐にウィルソンの碑があるとこまで来るとサルはおらず、10分休憩。記念撮影してマクリホースと分かれ、ウィルソンは階段を上がる。

●「100キロに出るわけやないから頑張る必要ない」と言いつつ、木村さんが速い。火曜日から宮古へ震災のボランティアに行くんだから、頑張ってよ。山頂の平地で休憩。下山は、かすんでいるが正面にランタオ島が見える。そして稜線に続く道、ヲ指徑(Smugglers' Ridge)が見えたら、そちらには行かず分岐を右へ。視界が開けたとこで針山、馬鞍山を見ながら、木村さんの冷凍缶詰で休憩。最近持って来てくれる人がいないから久しぶり!
 休憩後は、森を抜けてW069からBBQサイトに出たのが11:45。道路に出たらマクリホースに再び合流だが、ダムを渡った分岐でお分かれ。ウィルソンは左へ進む。

●マクリ10の大欄涌水塘を思わせる長い水塘巡りは約4キロあり、W077を過ぎて道路に出たら終わり。左へ下る。W078の美しい芝地に「半●(門の中に月)亭」という東屋があるが、そこまで行かず左へ。中川さんのオススメ、乾期に現れる水塘脇の広場に出る。
 暑かったのに日が陰って涼しくなり、休憩していると眠くなる。もうウィルソンには戻らず、中川さんの案内で水塘沿いを近道。全湾行きミニバス乗り場に出たのが14:15。打ち上げは餃子屋にしようか?

【打ち上げ】
?棧
/ Noodle Hut TEL:2412-0513
全湾道徳圍12號 (12 Lo Tak Court, Tsuen Wan)
 去年土曜日に100kmの練習をした帰り、稲岡、木村、私で行った店は、人気がなくてつぶれてるかと思ったが、14:30過ぎだというのにかなり客がいる。?が不味いのに、なんでだ? しかし、4種類ある手作り焼き餃子は美味しい。$25の羊肉は売れ切れだったが、$21のニラ、セロリ、大根を注文。ニラは普通だが、大根は珍しく、セロリが旨い! ?を食べるなら冷麺がマシ。ビールは木村さんが外で調達し、マイタンもしてくれたので合計は知らないが、1人$45でした。食後駅に向かう途中、中川さんが茘枝王という巨大ライチーを購入(1ポンド$18)、お裾分けしてくれる。まぁその巨大さ、見てよ。



目的地 : 衞奕信徑5
    (Wilson Trail Section 5)
地域  : 一部馬鞍山郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2011年6月19日(日) 集合場所:MTR黄大仙(Wong Tai Sin)
       午前9時集合
天気予報:晴れ曇り雨、
  最高気温32度、湿度87%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :2(7.4km+1km、約3.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
NR806のバス停 大帽山と針山 望夫石(Amah Rock) 拡大
獅子山にも行ける デカイ! 左奥、八仙嶺 右奥、馬鞍山

■先週の稲岡さんの送別+菊地さんも最後の梧桐寨の滝は、雷雨に黄雨警報が出ていたので中止。その前の週、菊地さんの送別で行った八仙嶺に稲岡さんも参加されていたので、結局は八仙嶺がお二人の送別となりました。
 で、本日の天気予報は、晴れ曇り雨。←予報ちゃうやん! しかし、心配していた雨の気配は全くなく、素晴らしい晴天! 参加者は中川、川島、岡本、木村、広州から高野(2回目)、初参加の船木嬢(高野さんの知人、広州から)、私の7名。

E出口を出て歩き始めると、ミニバスで法蔵寺まで行くんやろ?と中川さん。イエ、予定通り沙田パスの茶店まで歩きますよ、と言ったもののフト思い直し、観音山村行きのバスで茶店まで行くかわりにアマロック登りますか? あっそっちの方がエエなぁ、てことで急遽変更! 盈鳳里の乗り場へ。
 ところがバス停の表示が逆を向いており、最初はわからず素通り。戻って来て見つける。NR806はミニバスより大きい24人乗り。早く来たので乗り込み、9:35の発車を待つ。料金は$10.8(オクトパス可)。4人でタクシーに乗ると大差ないかもしれないが、沙田パスは一方通行なので茶店で下車すると乗客がおらず、嫌がるタクシーが多い。それを考えると使えるわけだが、運行は1時間に1本

●バスは歩行者をどんどん追い抜き、ぐんぐん坂を登って行く。いやぁラクチンラクチン! 9:50茶店で下車。早速ウィルソントレイルの5に入る。W047から5分ほど道路を歩き、橋を渡ったら地道に入る。雨上がりで緑が美しく、視界が開けると高層マンションの向こうに吐露港(トロハーバー)が見えだす。W049からは下りとなり、10:20東屋で休憩15分。
●東屋から少し下ると引水道に出て、後は引水道沿いの平坦な道が約6キロ続く。つまり今日は全く登りなし!なんだが、W053を過ぎ、変なとこ(道ばた)に三角点があるって香港アルプスに書いたせいか撤去された(←考えすぎ?)地点まで来ると望夫石(Amah Rock)が見え、さぁお約束通り登りましょう。
 11:15引水道にかかった小橋を渡ると、道標にアマロックまで500m、30分とあるが、15分で登る。速い! そしてデカイ! 大帽山、針山、草山、後ろに回ると八仙人や馬鞍山も見え、見晴らし抜群。木村さんの冷凍パイン缶をいだき、12:00までいる。

●帰路は引水道まで10分。その後は消化試合みたいなもん。猿のメッカ金山に近づくにつれ数を増すエテコを見ながら、W060を過ぎると、長くて飽きた平坦道はようやく終わり。13:10バス道路に出てゴール! 右のバス停で81に乗り、打ち上げも金山にしようか?

【打ち上げ】
金山海鮮酒家
/ Kam Shan Seafood Restaurant TEL:2376-3288
彌敦道219號荘士倫敦廣場7樓 (7/F., Chuang's London Plaza, 219 Nathan Road)
 高野さんと船木さんはホテルに3時に戻るというのに、渋滞でバスが進まない。ヴィクトリアハーバーでドラゴンボートの国際大会をやってるせいらしい。ようやく金山に着いたのが14:00。すぐ座れたので良かったが、パパッと食べてマイタンすると$412。1人$60。ビールも飲んだのに安っ! 2人が帰った後、もう少し飲んで食べて、2回目のマイタンは$120でした。




目的地 : 衞奕信徑4
     (Wilson Trail Section 4)
地域  : 一部馬鞍山郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2011年5月29日(日) 集合場所:MTR彩虹(Choi Hung)
       午前9時集合
天気予報:晴れ
   最高気温32度、湿度82%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :4(8km+約3km、約4.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
わかりづらい道標 落ちたヤマモモ 一旦道路に出る 山の上は霧
地※(草かんむりに念) 台湾相思 奥から回鍋肉、
魚香茄子、棒棒鶏
@四川食堂

■今日は集合場所に佐藤さんが現れ、ビックリ! 震災後、ご無事なのは知っていたけど、あらためてお元気そうな姿を見てホッとした〜 でも奥様はまだ非難所だそうで、佐藤さんもホテルという名の旅館住まい。水道が復旧しないことには何も進まないそうで、そもそも陸前高田市にご自宅の再建は無理だとか。これから何年かかるかわからないって笑う佐藤さん。社員や知人、親戚の方がたくさん亡くなり、ご自宅だけでなく、貸していたアパートや駐車場も全てなくなり、もう諦観したのか、なんだかとてもサバサバしていて、こちらの方が辛くなりました。
 その他の参加者は、五十嵐、川島、岡本、河村、菊地、山本(2回目)、私の計8名。9:08清水湾行き91が来たので乗車。

●9:20井欄樹で下車。しばらく遠ざかっていたウィルソントレイルの続き、セクション4に入る。悪名高きウィルソンの(道標がいいかげんで道に迷う)、中でも最悪なのがこの集落。説明がややこしいので香港アルプスをご参照ください。あ、それと、W032の標距柱がなかった。虐待されてんの、ウィルソン?
 9:45集落の外れの案内板から階段を上がり、森に入る。先週もそうだったが、激しい雷雨があったのでヤマモモの実がたくさん落ちている。木に手を伸ばし、実をとって味見。酸っぱーい! 街市で売られているのは大粒で黒に近い紫だが、それに比べると小さくて色もずっと薄く、野生のヤマモモはこんなもんか?
 峠を越えると長い下りとなる。バスを下車した地点より下がった感じで、ようやく平坦になってしばらく進んだら、分岐。左に行くと孫文の母の墓がある百花林だが、ウィルソンは右。道路から遠いのに立派な廃屋があって、毎回なんでこんなとこに?と思いながら石畳を下る。10:15道路に出て、10:30まで休憩。

●道路を10分ほど歩いたら左へ水路を渡り、牛寮から森を登る。森を抜けても登りは続き、振り返ると※(虫へんに豪)涌あたりの眺めが素晴らしい。でも晴天の予報に反して曇りとなり、おまけに霧も出て視界悪し。ともかく疲れたんで休憩。
 その後も東洋山に向けて登りは続き、晴れていたらウィルソンを離れて山頂まで登るんだが、なんにも見えないのでやめ。下って道路に出たのが11:50。そこからは5月15日と同じで、霧の中を進む。12:30駐車場がある展望台に出て、四川食堂にはちと早いので、佐藤さんの苦労話を聞きながら13:00まで休憩。更に下って四川食堂を目指す。

【打ち上げ】
詠藜園、四川擔擔麺菜館
/ Sze Chuen Noodles Restaurant TEL:2726-3818
黄大仙鳳徳道15-17號地下 (G/F., 15-17 Fung Tak Road, Wong Tai Sin)
 14:00に到着。ランチを過ぎているので待たずに座れる。麻婆豆腐、魚香茄子、煎餃子、回鍋肉、棒棒鶏、白菜のクリーム煮など、定番のものを注文。最後は担々麺で〆、$739。1人$100徴収し、$60は山海徑財布に入れました。

目的地 : 衞奕信徑3
     (Wilson Trail Section 3)
地域  : どこの郊野公園にも含まれず
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2011年5月8日(日) 集合場所:MTR藍田(Lam Tin)、
       午前9時集合
天気予報:晴れ曇り、
  最高気温31度、湿度75%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :3(9.3km+約3km、約4時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
W019わかる? W019拡大 砲台山の登り、
対岸は香港島
ヴィクトリアハーバー
を東から見る
再開発が進む
旧啓徳空港
砲台山の要塞 砲台山 砲台山から下山、
下は墓地
将軍澳あたり タイガーバームガーデン1 タイガーバームガーデン2 手すりの下段にWilson Trail


■本日の参加者は7名。中川夫妻、川島、河村、菊地、先週に続き日本から参加の荒田(1ヶ月ほど滞在する予定が10日に帰国)、私。倉田さんは子供ラグビーのコーチで、木村さんは長期出張、岡本さんは珍しく欠席だし、最近の参加者は10人に満たない。倉田さんが歩いてみたいと始めたウィルソンのまだセクション3なのに、皆勤は菊地、川島、私だけ。ちと寂しい〜
 さてコースだが、香港アルプスにも書いたように、昔は藍田駅のA出口にあったウィルソンの案内が今はない。だが昔通りに歩くと消えかけた道標が残っている。反面1つ先の油塘駅には案内があるが、出口を出たら道標がない。だったら藍田駅の案内を残しとけばいいのに。

●A出口からエスカレーターを乗り継いで上へ上へ、啓田道に出たら右へ進むのが昔ながらのコースです、てな話をしていると、「ほな私ら香港島から油塘に渡ったとこで待ってたら良かったんちゃうん?」って中川奥様。そりゃそーなんですがぁ、それでなくてもウィルソンは公表の78kmなくて(標距柱W137、つまり68.5kmで終わる)、セクション3は9.3キロしかないから、もう少し歩こうと藍田集合にしたざます。
 鯉魚門道に入って油塘駅の上を通過。突き当たりを左折し、華人永遠墳場が見えたら右へ横断。すぐゲートと門番の詰め所があって、詰め所の横にW019がある。香港島はW018で終わったからこれでつながるわけだが、信じられへんくらい見つけにくいとこにある。

●9:45登りが一段落したとこで道路を横断するとW020があり、階段の上の案内板から左へ。この季節には珍しく視界がよくてヴィクトリアピークから大帽山まで見渡せ、この方角からヴィクトリア港を見ることは稀だし、非常に得した気分!
 分岐でウィルソン通りに行く中川夫妻と別れ、5人は砲台山(Pau Toi Shan, 222m)に登る。15年くらい前までは魔鬼山(Devil's Peak)だったはずが、縁起が悪いからか、山頂の砲台跡を見学できるようにしたからか、地図から魔鬼山が消え、英語名のDevil's Peakだけ残っている。
 高度を上げるにつれ素晴らしい眺望が開け、ここに砲台を作ったわけがわかる。大砲を撃てば、香港島との間の鯉魚門(海峡の名前)を行く船に簡単に当たっただろう。10:05砲台山の三角点に到着。休憩後は反対側の、今も通行禁止だが2年前より整備された道を下る。コンクリート道に出たらウィルソンに戻るわけで、中川夫妻を追いかける。

●10:35澳景路に出たら右へ。100mほどで道路を左へ横断するとこで中川ご主人、坂を上がった休憩所で中川奥様が待っててくれる。そこからは五桂山(Black Hill, 304m)へと急な登りだ。見晴らしのいいとこで休憩した後、11:15三角点に到着。眼下の調景嶺将軍澳、入り江の向こうの釣魚翁(High Junk Peak, 344m)の麓は、ほとんどが埋め立て地で、来る度に面積が増えている。
 一旦下ったら反射板?が2つ立つ山へと登り返す。以後は分岐に道標がなく迷いそうだが、脇道に入らず進むといい。
 12:00道標があるとこまで来たら、それに従い左へ階段を下る。すると、W025にウィルソンのタイガーバームガーデンと呼んでいる怪しい像が並ぶ。(タイガーバームガーデン知らない?) 年々廃れて不気味さを増しているが、砲台山とここがセクション3の見所かな。

●下って道路に出たら右へ。おしゃれな低層マンションが増えた集落の三叉路を右へ。バス道路に出たら反対側へ横断。道路が左に分岐した三叉路にW028があり、そちらへ進む。
 だらだらと道路を上がって峠を越し、下ると集落がある。道路の突き当たりを左へ。橋を渡って民家の外れから緑の手すりのついた階段を上がる。わかりづらいが、手すりにWilson Trailと書かれているのが目印。しかしウィルソンは、ホンマ変なとこ通るで〜
 次の分岐はすぐ合流するのでどちらでもいいが、上の道を行くとW030があるので上の方が正解。後は脇道に入らず真っすぐ進む。13:00清水湾道に出ておしまい! 打ち上げは、急遽帰ることになった荒田さんの希望で西貢の海鮮。

【打ち上げ】
永和海鮮酒家
/ Wing Wo Seafood Restaurant TEL:2792-2315
西貢普通道14號地下 (G/F., 14A Po Tung Road, Sai Kung)
 以前昴平から大水井に下山した時、マンションの外壁に永和海鮮酒家って広告が出てたのが気になって、そこが見つからなかったらミシュランに紹介された六福菜館を見て、ダメならいつもの店にしようって提案したが、永和を発見! みんなもそこでいいと言うので入ったが、菊地さん以外はそこがミシュランに紹介された店だと思っていたと店を出た時に知った。あらま、提案聞いてなかった? 注文したのは6人用の海鮮套餐$720。蒸しエビ、キノコの炒め物、シャコ、魚、トコブシ、貝柱の春雨蒸し、鳩、カニの8品。魚が不味く、シャコとカニは小ぶり。追加した炒飯は普通だが、ネットに美味しいと書かれていた麻婆茄子は高くて不味い。ビールは青島の大瓶が$16。マイタンしたら$1008で、6本飲んだビールを男性陣が払ってくれることになり、4人が$130。中川奥様、私、ビールを飲まなかった中川ご主人が$80。ご馳走様でした!


目的地 : 衞奕信徑2
     (Wilson Trail Section 2)
地域  : 大潭郊野公園
参考地図: 香港島及隣近島嶼
山歩の日:2011年4月24日(日) 集合場所:MTR金鐘(Admiralty)
       午前9時集合
天気予報:晴れ曇り、最高気温27度
    湿度65%、赤色乾燥注意法
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :2(約8キロ、約4時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
右後方、
オーシャンパーク
オーシャンパーク
(海洋公園)
渣甸山からの眺め ウィルソン3は
対岸へ続く
開発が進む
旧啓徳空港
本日のメンバー お釈迦様 ここもトレイル
■中川夫妻より、自宅から陽明山荘までタクシーで行き、先に歩き始めると電話がある。私は湾仔のバス停で、金鐘で66のバスに乗ったと菊地さんから電話をもらったバスに乗車。車内にいたのは、菊地さんと五十嵐♂さんと川島さん。あらま、さすがイースターの4連休、参加者少ないねぇ〜

●9:15黄泥涌水塘公園で下車。上の大潭水塘道へと階段を上がり、大潭水塘道に出たら左へ登る。ここは港島徑(Hong Kong Trail)であり、ほぼ登り詰めたら右の階段から衞奕信徑(Wilson Trail)が降りて来て、もう少し登った左に2つのトレイルの名前がかかったアーチがある。中川夫妻はここまでタクシーで来たはずで、1時間近く先行していると思われ、アーチを潜って追いかける。
 ところで今日は赤色乾燥注意報が出ているほどカラっと晴れ渡り、素晴らしい晴天! クリスピーな風が吹き、太陽にさらされた階段の登りもさほど辛くない。振り返るとオーシャンパークが見え、絶景絶景!

●10:00渣甸山(Jardine's Lookout, 433m)の三角点に到着。再開発が進む啓徳空港の跡地を見て、大下りの階段へと進む。ここがホンコントレイル最大の難所で、底まで下ったら今度は採石場の横を登り返す。その途中で中川夫妻を発見。おおーい!
 上まで登ったら平坦になり、分岐でホンコントレイルと別れてウィルソンは左へ。中川夫妻に追いつき、6人が勢揃い。ここもまた素晴らしい眺めで、階段を下り始めるとこで休憩がてら景色を堪能!
 余談ながら、3月といえば湿度が高まる季節だが、香港天文台によると今年は過去126年で最も乾燥した3月だったそうだ。天文台は湿度が低く雨量が少ない原因を、東北の季節風が強く、海面の湿気を含んだ空気が流れ込まなかったためと分析している。
 今年3月の平均湿度:71%    例年3〜4月の平均:82〜83%
 今年3月の平均雨量:20.5mm  例年3〜4月の平均:71.4〜188.5mm

●階段を下って小馬橋を渡り、更に階段を下って平坦な土道に出たら、それがSir Cecil's Ride。左へ進む。やがてウィルソンは平坦な土道から右へ階段を下る。お釈迦様が祀られた前を通って道路に出たら左へ。すぐ右にアーチがあり、それを潜る。
 第二次世界大戦の頃に作られ、一度も使われなかった野戦キッチンを通過。すぐまた同じようなキッチンがあり、その中を進んですみっこのベンチで休憩。キャンディーズのスーちゃん死んじゃったねぇと、12:40まで30分くらい長話。
 森を下って橋を渡り、コーンヒルのマンションに出て、13:00高架を潜ったら道路に出る。下る道路の両側はマンションが並び、4大トレイルの中で最後にできたウィルソンは、こういう街抜けが多くて興ざめなんだが、香港らしいっちゃー香港らしいか? セクション2の終わりは太古駅から地下鉄に乗って九龍に渡ったとこだが、今日はここまでにしとこか。

【打ち上げ】
東湖海鮮酒家
/ East Lake Seafood Restaurant TEL:2827-8288
3/F., Kornhill Plaza (North), 1 Kornhill Road, Quarry Bay, Hong Kong
 一番混む1時過ぎだったが、イースターのせいかそんなに待たされず着席。広くてちゃんとしたレストランなのに、アイスビールの大瓶が$10と安い! でも飲茶メニューは少ない。我らも人数が少なく、そんなに注文できないからいいけど。味は普通。マイタンするとビール5本飲んで$507。川島さんが全額払い、言われるまま飲まなかった中川夫妻が$75×2、4人は$85だったが、今計算したら$20足りないじゃん! 川島さんすみませんでした。



目的地 : 衞奕信徑1
     (Wilson Trail Section 1)
地域  : 大潭郊野公園
参考地図: 香港島及隣近島嶼
山歩の日:2011年3月20日(日) 集合場所:MTR金鐘(Admiralty)
       午前9時集合
天気予報:霧、最高気温23度
       湿度95%
水・食料:補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :2(約5キロ、約3.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
霧のスタンレー 大下りの階段 特異な建物 登りの階段
レパルスベイあたり 中央の山を下って来た 下は大潭水塘 紅葉ではなく新芽

***
■ひっさびさの遅刻! 掛川さんの電話で目が覚める。でも私は湾仔でバスに乗るつもりだったから、15分で用意して部屋を出て、赤柱監獄行き6が来たら乗ってくださいと掛川さんに電話。行き先を香港島にしてて良かった! バス停に着いたら数分で岡本、掛川、河村、菊地、川島が乗ったバスが来た。プラス私で、参加者は6名。先週はお休みだったけど川島さん、ホントに心を入れかえて真面目になったんだね。(笑)

●歩きたい先がない日はウィルソントレイルを歩き、全コース踏破しようと、今日がその初日。9:50スタート地点の衞奕信徑で下車。トレイルの碑の前で軽く体操して階段を登る。多分香港で一番長い階段だ。高度が上がると見晴らしが良くなるもんだが、霧が濃くなって段々悪くなる。
 ところで、私が遅刻したのは水木金土とガイドが続き、疲れて早寝したら夜中に目が覚めて眠れなくなり朝まで飲んでたからで、河村さんも木村さんちで時間を覚えてないほど飲んだらしく(よって木村さん欠席)、青菜に塩みたいで元気が出ない。W001の觀景台でスッチーだった掛川さんの話を聞きながら長々と休憩。ようやく重い腰を上げて歩き出す。

●香港アルプスに写真を載せた最上段の1362(階段が1362段あるって意味)の文字が消えてて残念。山頂はThe Twinsという山の片割れで386m。せっかく登ったのにすぐ下る。登り返して相方の363mに着いたら、ここでも長く休憩。
 そして足を踏み外したら死ぬかもしれない大下りの階段を下る。W004で水路にかかった橋を渡ったら、登り返しだ。今日は霧があるからいいものの、夏の晴れた日は灼熱地獄のようなコースである。右下にレパルスベイの特異な建物が見えだす。
 登り詰めるとバイオレットヒルの三角点があり、徐々に下って陽明山荘に近づいて行く。13:25道路に出たらセクション1終わり。予定では2も歩くはずだったが、おなかもすいたし、ここまでにしとこか。
 
●左に道路を下って貯水池を過ぎ、ここがマカオのカジノ王、スタンレーホーさんの家だよって見ていたら、岡本さんが腕をぐいぐい引っ張ってその場を離れさせようとする。どしたの?と驚く私の目の端に、お葬式の垂れ幕のような白黒ツートンの紐が動くのが見えた。あっあれ蛇やったん!? ヘビ大嫌いな私だが、そう見えなかったので割と冷静。香港の山にあれがいるとは思えず、ペットを捨てたか逃げたんだろうな。
 道路を渡ったバス停でセントラル方面行きバスに乗り、湾仔の胡忠大廈で下車。1月30日に夕食まで休憩中だと断られた、スイーツも美味しいと評判の金源小館へ行く。がぁ、シャッターが閉まっている。見ると回りも閉まっている店が多く、このあたりは再開発地区だから閉店したんだろうか? じゃー次の候補。

【打ち上げ】
明記海鮮酒家
 TEL:2866-3575
湾仔莊士敦道35-45號地下
 ここも前回断られた店だが、今日はOK。でも客の入りが悪い。マズイのかと心配したら、飲茶をやってないんだね。麻婆豆腐、魚香茄子、梅菜扣肉、椒鹽九肚魚、四季豆とか注文。味付けが濃くて山帰りの我らには旨い! 白飯が進む進む。ビールは生力が$20だったかな。マイタンすると$427で、1人$75。湾仔にしたら安い!


目的地 : Wilson Trail(衞奕信徑)、
ステージ8〜9
地域  : どこの郊野公園にも含まれず
参考地図: 新界西北部
山歩の日:2009年7月26日(日) 集合場所:旧KCR太和(Tai Wo)、
午前9時集合
天気予報:晴れ曇り雨、
最高気温31度、湿度84%
水・食料:補給場所なし  報告・ Qちゃん 写真・府川 難易度 :3(約9キロ、約4.5時間)
▼画像をクリックすると画像が大きく表示されます。
(1)九龍坑山の登り口 (2)序の口の階段1 (3)序の口の階段2 (4)中川さんを囲んで、ない!
(1)大帽山です  (2)名もない山の三角点  (3)本格的な階段の登り
(1)山頂広場  (2)分岐の道標  (3)バターカップオーキッド
(1)下山は木陰もある  (2)ミニバスのバス停  (3)バスに乗らないで歩いてる人?
***
■先週は台風が急接近。日曜日の深夜にシグナル9になってビックリ。大したことはなかったけど。朝にはシグナル3に戻ってたけど山は中止(基本的にシグナル3は中止)。佐藤さん一人集合したそうで、ゴメンなさい。電話してくれたら良かったのに。よって今週は先週のリベンジ。参加者は中川、五十嵐、府川、佐藤、秋子、山本、内海、阿部、私の9名。太和駅から、ややこしいので割愛するが、ウィルソン・トレイル8の長屋のような低層住宅が並ぶとこまで、前日ランタオピークに登りに行き、大変な目にあった顛末を聞く。ちょっとそれ、転載しとこ。

●土曜日の参加者はA田師匠、MOさん、澳門の3人。ランタオピークに登り始めたら雨が強く降って来たので、雷鳴ったら危ないしで登るのを止め、卒塔婆(心經簡林)と大仏観光に切替えて散策。その後、下は天気も良かったのでロープウェー下の石畳トレイル(レスキュートレイル)を歩いてトンチョン駅まで行こうという事になり、のんびり写真撮りながら歩きました。
 途中の眺めのいい丘の上で桃カン食べてパノラマを堪能し、その後面白そうだったので、石畳トレイルを左に外れて、隣の山の尾根沿いにかすかな道跡を頼りに進みました。空港が目の前に見えている安心感もあってどんどん進み、最初は草原みたく長閑でよかったのですが、もう後戻り出来ない頃には道が険しくなり、下りも岩にヘバリついて降りたり、薮も深く、急斜面と泥でツルツル滑りやすくなった道を転ばないよう下るのに四苦八苦。
 下るに従い気温もぐんぐん上がり、水も無くなった頃やっと川沿いの舗装路にpm4時頃出ました。舗装路からその道は(侵入防止のため)完全に封鎖されていて乗り越えるのも大変でした。みんな転倒やらで靴は泥だらけで、大勢のハイカーが変な目で見るのも構わず川に入って靴やら足を洗う。(A田さんは全身浸かってました)そこから駅まで川沿い歩いていつもの飲茶屋に。マイタン時にA田師匠がIDカードとタコカードが無いと騒ぎ出し、荷物広げても見つからず。結局どこで落としたかも不明でその日は帰宅。。。。。
 反省:「これ多分行けるやろ」はランタオでは遭難の元です。皆さん止めましょう。by 澳門

●さて我々だが、長屋みたいな低層住宅が尽きたとこで道路に出ると、公衆トイレとウィルソンの標距柱W099がある。道路の突き当たりを左へ、駐車場から階段の登りが始まる。中川さんはこんな時期に九龍坑山(Cloudy Hill, 440m)に登るのは尋常じゃないみたいに言うけど、そうかなぁ、ゆっくり登ったら大丈夫だよ。
 その通り、駅をスタートして40分、3つ目の東屋で20分休憩。大帽山(957m)、その右にびょこっと飛び出した觀音山(546m)、大埔の工業団地、吐露ハーバー、馬鞍山(702m)と素晴らしい展望。4つ目の東屋でも15分休憩。こちらは上水からシンセンへと、中国側の見晴しが広がる。休憩後は下り、W102過ぎて登り返し。名もない山に三角点があり(288m)、右の道ではなく、真っすぐ階段を下る。そして、長い長いコンクリートの階段の登りが始まる。
 日陰が全くないので傘をさして歩く。いや、登る。振り返るとオレンジの屋根の集合住宅は康樂園(Hong Lok Yuen)だ。W105の木陰で、すぐ上の山頂広場(?)に出た人を呼び戻し、山本さんの冷凍パイ缶を食べて30分ほど休憩。広場に上がると、自動車がいる。林道が来てるのは知ってるけど、車見るとガッカリだよなぁ。だーれも山頂には登らず下山することに。あっ、ここからウィルソンはステージ9になる。

 20分くらいで分岐に東屋があるが、ここでは休憩せず。コンクリートの林道は土道になる。森を下り、W111を過ぎ、次の分岐は左へ。急な階段を下ったら鶴藪水塘だ。立ち休憩後、左へ2キロでミニバスのバス停がある。しかし、鶴藪圍に入って戻って来たバスは満席で乗車拒否。ここで待ってても仕方メイヨーてことで、鶴藪圍の始発まで歩く。
 先客がいて次のバスには8人しか乗れない。その時14:00。粉嶺に出てゴハン食べたら18:00からのお客さんと夕食が食べられないと、府川さん打ち上げを辞退したので残ってもらい、8人は一足先に粉嶺へ。

【打ち上げ】
金明苑海鮮酒家
/ Golden Garden Seafood Restaurant TEL:2676-1228
粉嶺祥華邨商場106號 (Shop 106, Cheung Wah Estate Shopping Center)
 前回来たのは今年の1月25日。旧正月の大晦日に八仙嶺からウィルソンのゴールまで歩き、打ち上げした日。料理はまずくなかったけど全て生ぬるく、ガッカリだったが、今日は普通に美味しかった。でもマイタンすると、自分で伝票を持って行って払えって。こんなの初めて。阿部ちゃんが行ってくれ$648。ビールは生力の大瓶$15を9本飲んで、飲まなかったのは中川さんだけ。でも計算がややこしいので申し訳ないけど全員$80徴収でした。阿部ちゃん8ドルごめん!


目的地 : Wilson Trail(衞奕信徑)
ステージ4の後半
地域  : 一部、馬鞍山郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2009年6月21日(日) 集合場所:MTR鑽石山(Diamond Hill)、
午前9時集合
天気予報:曇り雨、
最高気温32度、湿度80%
水・食料:補給場所なし  報告・ Qちゃん 写真・府川 難易度 :2(約10キロ、約5時間)
▼画像を」クリックすると画像が大きく表示されます。
(1)先週ほど滑らない石畳   (2)相変わらず多い藪蚊  (3)この辺は先週も歩いた
(1)辛い登りの途中  (2)辛い登り終了! (3)辛そうじゃない2人 (4)ぽつんと宮田さん
(1)ギルウェルのアーチ (2)啓徳空港が戻って来た!  (3)啓徳2  (4)啓徳3
(1)啓徳4  (2)MacLehoseの標距柱M100  (3)お馴染みの四川食堂
***
■ヨッシーこと吉田さんの送別第二弾は、宮田さんの送別第一弾的でもあり、先週の続き。参加者は中川、五十嵐、府川、宮田、山口、秋子、山本、太田、吉田、土田、内海、稲岡、阿部、山田、3回目の岡本嬢、私の16名。鑽石山のC2出口を出てバスターミナルへ。西貢行き92に乗り、約20分で井欄樹で下車。

W036を過ぎ、水路を渡ってコンクリートの階段を上がり、山道を登り出すまで先週と同じ道なので、先週のレポート参照。10:45先週引き返した地点を通過。登りの半分くらいこなしたと思っていたが、なんのなんの、まだまだ続く。森を抜けると暑く、木陰は香港人の先客に占領されてて休めず、日なただけどちょっと風が吹くとこでちびちび休憩。しかし、高度を上げて振り返ると景色は抜群にいい。山肌は切れ込んで豪涌谷となり、白沙湾へとなだれ込む。その先は西貢の海だ。暑いけど見晴しのいいとこで大休止。
 W039を過ぎたらウィルソン・トレイルは東洋山を左へトラバースするが、太田、山本、宮田、土田は山頂へ登る。阿部ちゃんが、僕らはまた機会があるけど吉田さんは二度とないでしょうから登ったら?と勧めるが、何度来ても登りたくないって。やがて登頂組と合流。道路に出てギルウェル・キャンプのアーチを潜り、ここからは道路。九龍の市街が見え出すと、ラジコン飛行機を飛ばす人がたくさんいる。府川さん曰く、啓徳空港に戻って来た!
 マクリホースの標距柱M100、つまり50キロ地点で中川、秋子、吉田は記念撮影。更に下り、沙田パスの茶店に着いたのが13:00。一息入れて四川食堂に電話をすると混んでて予約はダメだって。14時に行くって言うとOKで、更に休憩してボチボチ下ったのでした。

【打ち上げ】
詠藜園、四川擔擔麺菜館
/ Sze Chuen Noodles Restaurant TEL:2726-3818
黄大仙鳳徳道15-17號地下 (G/F., 15-17 Fung Tak Road, Wong Tai Sin)
 2時前に着き、そんなに待たずに全員入店。でも16人もいるから2テーブル。先週から言っていた餃子をたくさん注文。後は麻婆豆腐、麻婆茄子、回鍋肉、白菜のホワイトソース煮、砂鶏鍋などの定番メニューと白飯。珍しく担担麺は食べず、ビール26本飲んで$1446。1人$100でした。




目的地 : Wilson Trail(衞奕信徑)、
ステージ4の途中まで
地域  : 一部、馬鞍山郊野公園
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2009年6月14日(日) 集合場所:MTR鑽石山(Diamond Hill)、
午前9時集合
天気予報:曇り雨、雷、
最高気温29度、湿度95%
水・食料:補給場所なし  報告・ Qちゃん 写真・府川 難易度 :2(約6キロ、約2時間)
▼画像を」クリックすると画像が大きく表示されます。
(1)異常に蚊が多い山道            (2)水量が多い川
(3)何かわからない犬が一杯いた施設      (4)休憩中
(1)雨が降り出した!         (2)傘を持ってない山口
(3)水路ではなく道路でジュディー・オング   (4)怒濤の水路
***
■ヨッシーこと吉田さんの送別第一弾は、行きたいとこはなく(わからないんだって)、黄大仙の四川食堂で打ち上げって言うから、衞奕信徑の4にする。参加者は中川、府川、荒田、佐藤、宮田、山口、秋子、山本、吉田、土田、内海、稲岡、安藤、MO、山田、私の16名。鑽石山のC2出口を出てバスターミナルへ。西貢行き92に乗り、約20分で井欄樹で下車。

●9:30バスの進行方向に進んで左に入り、真っすぐ行くと左に中華風のあずまやがある。そこを左へ、公園の方へと進み、バスケット・コートを過ぎて突き当たりを右へ。どぶ川を渡ったら左。左にW032があり、突き当たりまで来たら右方向にまたどぶ川を渡る。赤い郵便受けが6つかかった家を過ぎ、突き当たりを右へ。小広いとこを左折し、白いタイルの建物「井欄樹31K」の前を過ぎる。かなり家が減って来た。橋を渡って右へ。両側にマキの木が植わった畑を過ぎ、道なりに左へ曲がり、ネットを張った菜園を過ぎると、屋根つきで地図が貼られた案内板に到着! バスを降りて約10分。
 ここから山登りが始まる。W033を過ぎ、峠には意外にしっかりした道標があって下りになる。随分下って沢を渡ると平坦になり、森の中を行く。木の根っこが出ていて歩きにくい。W034で連日の雨で水量が多い川を渡る。石畳に突き当たったら右へ。白いお屋敷があってビックリ。無人のようだが窓にはステンドグラスがはめられ、こんな山の中にこんな大きな家をよく作ったものだ。濡れて滑りやすい石畳を下る。

●道路に出たら中華風あずまや、簡易トイレ、案内板があり、左へ。水路脇を行く。低層マンションがある集落を過ぎ、10:25ここまで休憩なしだったので、水路を左へ渡る前に5分休憩。
 水路を渡ってコンクリートの階段を上がり、山を登っている途中で雨が振り出した! 雷が鳴り、土砂降りになる。止むのを30分近く待ったが上がりそうになく、主賓の吉田さんが「帰る!」と言う。あいあいさー! せっかく登った山を下り、道路に戻ってバス道路に出るまでに雨は上がったが、今日はもうええか。ここなら白沙湾が近く、半地下の私が元々行きたかった奥の店にしようということになり、四川食堂は来週にお預け。1時間くらい歩いてバス道路に出たら、左のバス停から西貢行き92に乗り、白沙湾で下車。

【打ち上げ】
金九記海鮮火鍋酒家
 TEL : 2719-8432
西貢白沙湾145號 (145 Pak Sha Wan, Sai Kung)
 香港のスターや財界人が来ると聞いていたが、店はスッゴイ大したことない。ビールはスコールの大瓶が$10と安い。おばちゃんが親切にオススメ料理を紹介ししてくれる。ハズレたのは椒鹽排骨、避風塘豆腐、春巻き、楊州炒飯かな。イカフライ、醤油味のチビイカ、九胆魚のフライ、酢豚、腐乳通菜、野菜海鮮鍋、牡蠣オムレツ、メニューにはないタコのさつま揚げ、醤油焼きそば、などは美味しかった。打ち上げには阿部ちゃんも来たので17人となり、ビールは28本飲んで$280、計1560。面倒なんで一人$100、阿部ちゃんは$80として$120ドルを山海徑財布に入れました。
http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=11847


目的地 : Wilson Trail(衞奕信徑)
沙田パス→Wilson 5
地域  : どこの郊野公園にも含まれず
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2008年8月10日(日) 集合場所:MTR黄大仙(Wong Tai Shin)、A出口のあたり(駅構内を出ない) 天気予報:最高気温31度、湿度95%
天気:曇り
水・食料:沙田パスで補給可能  報告・ 宮田 写真・府川 難易度 :2 (約10キロ、3時間)
薮警報 :0(薮の難易度ではなく、薮があるかどうかの5段階評価)
▼画像を」クリックすると画像が大きく表示されます。
(写真左から)(1)ここから気持ちのよい小道に(2)案外水の多いコースで す
(3)望夫石が待っている?(4)望夫石山頂から沙田方面を望む

(写真左から)(1)望夫石の上で(2)これだけ見ていると可愛いが・・(3)これが噂の「南乳吊焼鶏」
●代筆は引き続き不肖宮田でお届けしますが、何卒よろしくお付き合いくださいませ。

■府川、土田、内海、安藤、阿部、宮田、そして今日は参加できない。
荒田さんが府川さんに電話して、「Lanさんっていう、メガネをかけた女性が参加するからよろしくね!」と
だけ言い残し、なんとか無事合流したLanさんの7名。
「メガネをかけた女性」だけでよく迷わず出会えたものです。
黄大仙A出口から、18Mのミニバスで出発。
いつもの右折でバスを降り、阿部ちゃんは早速座って入念にストレッチ。さすが、阿部ちゃん!でも、
気をつけてくださいね。そこ、車道ですから・・。前からタクシーも来てますよ!
■歩いて恒益商店まで登り一息つく。ここでもまた阿部ちゃん、「どーぞ、水、たくさんありますから飲んで
ください」。やっぱり優しいなぁ、阿部ちゃんは。ありがとう!でも、まだみんな足りているかもね。
なにしろ歩き始めてまだ20分ですから・・・。
■今日は迷わずにWilson Trailに合流。標距柱W047を右手に見て直進。
舗装路から右の小道に折れ、下には小川のせせらぎ、周りには緑の、ゆったりとした土のコースはとても
心地よい。ここなら起伏もないし、出張者にもお薦めできるかな。
標距柱W050を過ぎると東屋。別部隊とマクリ3?5に挑戦中の荒田さんから「できれば一緒に昼を食べま
しょう!」と府川さんに電話あり。「今どこですか?」「鶏公山です!」「それだとWilson5終了でも6終了でも
時間的/場所的に合流はそう簡単ではないかもしれませんよ。
下に着いたらまた連絡を取りましょう」。10分休憩して10:25に出発。
■しばらくは階段をくだり、あとは水路に沿ってWilson5の終わりまで約5km。ここでも緑はうっそうと繁り、
水路とはいえ水もきれいで小さな魚もいっぱいいる。よく見ると向こうの壁に蛙がへばりついて一生懸命
よじ登ろうとしている。頑張ってるね!香港の生き生きとした自然を感じる瞬間でした。
■左手に「望夫石(Amah Rock)、1/2km、1/2 hr」の標識。今日は等高線沿いののんびりコースなので、
ここでちょっとばかり寄り道をして楽しみましょう、と相成り望夫石を目指す。早足に頂上にたどり着き、あとは
ゆっくり景色を楽しむ。後ろに見えるは獅子山か?20分休憩の後、11:20に出発。
■同じ道を水路まで戻ると今度は猿のお出迎え。「かわいらしい」と、香港の猿は初めての安藤さん。
その言葉、まだその怖さを知らない故か? そう思ったのも 束の間、ベンチに座っている香港人らしきおばちゃん
目指して猿軍団が次から 次へと登場しあっという間に周りを取り囲む。でも、さすがおばちゃん。訳がわかって
いるのかいないのか、餌を目当てに近寄って来た猿の頭を「あんた、 何しに来たん!」ってな感じで何度も
「ポコーン!」と引っ叩いてた。我々は怖くてその場はすぐに退散したが、あのおばちゃん、その後は果たして
無事だったのでしょうか?
■直後。猿の群れの中でついうっかりタオルを振ってしまった土田さんの行為が猿に「威嚇・挑発行為」と
判定され、大きな猿が歯をむき出しにして土田さんに襲い掛かってくる。何度も振り払おうとするが、敵も
まったく引き下がらない。足早に逃げどうにか難を逃れたが、猿の惑星では目もあわさずにとっとと歩き去る
のが一番のようです。
■白黒の遮断棒を過ぎ、12:20に大埔公路(Tai Po Road)着。Kowloon Reserverのバス停は何故か右に移動。
佐敦●(匚の中に淮)翔道行き81に乗りたかったので、何台か見送った後20分程待ってやっと来たと思ったら
なんと満員。えっ?なんで?バスルートを見たら沙田を通っている。そうか、オリンピックの影響か。
こんなに待ったのに・・?だったら、さっさと別のバスに乗ればよかったかな。
■バス待ちの間に再度荒田さんと交信。
旺角の「倫敦大酒樓」で待ち合わせの予定が、旺角・彌敦道(Nathan Road)が朝からの火事で通行止め。
しかも「火事の等級」が4から最上位の5に引き上げられたとか。森Qさんからも府川さんに同じ内容のメールが
入っている。仕方ない。残念ですが今日の荒田さんとランデブーは見送りとし、行き先を変更して次に来た
「MTR美孚」行きのバスに飛び乗る。汗だくの男数名は、バスの2階一番うしろでさっさと着替えて打ち上げに
備えているのでした。

●【打ち上げ】
「金来」
(Golden In Restaurant)百老●(匚の中に淮)街 81?119號地舗四期商場
MTR美孚駅A出口   TEL:2310?0055

最初に見つけた海鮮料理は長蛇の列。そこでLanさんが近くの人に聞いて教えてもらったのが「高いけど
おいしい」店。
「そこにしよう!」と行ってみると 「鮑」と「あわび」の文字。さすがにこりゃちょっとやばそうだ・・・。
が、ふと横を見ると手ごろな店が!しかも客足も上々。迷わずそこに入る。
四川風豆腐料理(マーボーではない)、四季豆、揚蝦のマヨネーズ・ソース、この店で一番高い(と思われる)
「南乳吊焼鶏」(一只150ドル、ソースがビールにぴったり!)、シンガポール風焼きそば(カレー味)等どれも
美味
(ほとんど正式名称わからず、ごめんなさい)。しかもビールもギンギンに冷えているし、おばちゃんの感じも
よい
。たまにはこうした新規開拓もいいかも知れません。合計582ドル。結構ビールを飲んだ割には男性100、
女性45のお手ごろ価格!名刺の裏には「客家真味」とありました。


地域  : どこの郊野公園にも含まれず
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2008年4月20日(日) 最寄り駅:彩虹(Choi Hung)、午前9時集合 天気予報:曇り雨、最高気温27度、湿度85%
水・食料:沙補給場所なし  報告・ Qちゃん 写真・府川 難易度 :2(約8キロ、約3時間)
井欄樹で下車→横断して左へ→ここを入る
台風一過で非常に清々しい道
 調景嶺のマンションを見下ろしながら休憩
この角度で見るのは珍しいVictoria Harbour
怪しい塑像がいっぱい並んだ横道

鯉魚門の外れの天后廟

砲台山(Devil's Peak)からの下り
天后廟に吊るされた巨大線香

 4月には非常に珍しい、第二次世界大戦後2度目だという台風が来襲。その名を浣熊と言う。ぷっ! 浣って浣腸以外に使い道あったっけ? 漢字源を調べると、水をごぼごぼと流しかけてあらうとある。な〜るほど。で台風の名前だけど、香港では日本を含む東南アジアの何カ国かで持ち寄った名前を発生順につけているが、日本では番号順だし、この名付け制度って香港以外でも採用されているのかな。知ってる人がいたら教えてください。
 さて浣熊、土曜日にマカオはシグナル8になったけど、香港は3のまま雨警報を黄→赤→黒と上げ、日曜日も雨だろうと夜更かし。義理でかけた目覚まし時計で起きたら、降ってない! 慌てて集合場所へ。中川夫妻、荒田夫妻、府川、倉田、宮田、秋子、吉田、土田、安藤、私の12名が集合。荒田奥様、お久しぶりでーす。今日から正会員の安藤さん、女性メンバーが少ないので末長くヨロシクお願いします。
「滞在旅行、香港」という我等が取材を受けた雑誌を見てもらった後、Hongkong Walkerに府川さんと伊藤さんが載ってたねと言うと、みんな知らないと言う。じゃー(駅構内の)サークルKへ見に行く? 15ドルなのに誰も買わず、店の人に怒られる前に退散。

 
C2出口を地上に出て、9:10寳林行き91Mに乗車。9:20井欄樹で下車。信号がない道路を横断して左へ進み、すぐ右にWilsonの表示があるのを確かめて小道に入る。標距柱W031があり、左下を流れる川は台風一過のせいかゴミがなく、草木は青々として非常に清々しい。左に下る道に「小夏威夷、Little Hawaii Trail」と表示があり、爆笑! 行ってみたいけど、ダメダメ、またの機会にしよう。分岐から上の道を行くとW030があるが、下の道とすぐ合流するのでどっちでもOK。集落に出たら道路を辿り、9:50翠琳路に出たら右へ。9:55バス道路の寳琳路を横断して集落に入る。
 家が途絶えて林道のようになってきたら、10:10左の階段を上がる。右に亀みたいにペンキを塗られた岩があり、
W025を少し上がって左の塑像が並ぶ小道に入ってみよう。初めてここに来たのは10年くらい前、ブータンへ行く靴ならしだった。その当時から塑像はあり、来る度に制作者の意図を知りたいと思いながら調べてない。手入れをする人はおらず廃れ、来る度に不気味度が増している。
 10:15階段を登り詰めると、右に登る道と平坦に進む道があり、登ると
将軍澳を見下ろす素晴らしい眺望の台地に出て休憩。以後、道は幾つも分かれているの標識がなく、平坦に進む方がWilsonかも。しかし、その後も標識はなく、分岐で迷ったら稜線を行くように。10:35さっき休憩したのに、五桂山(Black Hill/304m)で倉田さんの冷凍パイ缶をいただきながらまた休憩。

 11:00電波の反射塔ではないかと思われる巨大看板を2つ過ぎたら、名前はないが
三角点はある281mの山に到着。立ち休憩して下り始めると、この方角からヴィクリトアハーパーを見ることはなく、みんな感激! 下り終えて登り返し、また下りになると、これまでなかったWilsonの標識が連続してあり、激怒! こんな間違えようもないとこじゃーなく、分岐に描いとけぇ! 11:25澳景路という道路に出て右へ進み、左へ横断して休憩。
 11:35清明節(4月4日)に墓参りしそびれたのか、お供え物を持った人達の後についてコンクリート道のWilsonを行く。すぐ彼らを追い越し、Wilsonの標識通りに階段を上がって下り、ホンマにこれでいいのかと不安になりながら、水路脇の平坦な道に出たらWilsonの表示があってホッ。しかし、追い越した墓参りの一行が水路沿いに現れ、階段の上がり下りはしなくても良かったんだとわかり、まだ着かない中川奥様には内緒やでと、みんなに口止め。
 山腹を進み、12:00左下に巨大墓地を見て階段を上がる。左へ平坦に進むとこで中川夫妻以外は砲台まで登ることになり、Wilsonを離れて右の山道に入る。高度を上げると墓参りを終えて帰る人が数珠つなぎでバスを待っており、オーシャンパークや、ねずみーランドより混雑してるかも。清明節に来れなかった人がこんなにいたんだ。12:40砲台にはうってつけだったと思われる、海峡を見下ろす山頂には三角点があり、かつて
魔鬼山と言われていた山は砲台山(Devil's Peak/Pau Toi Shan/221m)と名前を変え、我々が登って来たのは裏道のようで、これから下る道を往復する形で砲台跡として紹介されている。マグロのように寝転んでいる×田、×田を起こして下山。

 分岐で中川夫妻が待っててくれ、そこから左右、好きな方に歩く。13:20案内板で合流。お互い自分が歩いた道の方がいいと譲らず、どっちがいいのか気になる人は両方歩いてみて。案内板から階段を下ると道路で、
W020。横断して歩道を右へ下るのだが、墓参りを終えて帰る人と、これから行く人が長蛇の列! ピストン運行しているバスでは追いつかず、バスを諦めた人達が歩いているのだ。香港人はなんて先祖思いなんだろうと思いながら2キロ弱下り、打ち上げは鯉魚門を予定していたから左へ進んでロータリーを過ぎ…
 面倒なので割愛するけど、中川さんに、
鯉魚門は相変わらず高くて夜は最低500ドル、昼やったら安いセットがあるかもと聞き、ほとんど腰が引けてて船で西湾河へ渡ろうかって、台風シェルターの海に出たとこで宮田さんが船の時間を見に行ってくれる。30分毎だそうで、鯉魚門に入ったことがない人や、私は約10年ぶりだし、安いセットメニューを探して入ってみるが、路地には香港人の団体さんがたくさんいて、流行っているのは団体さんが入っている店だけ。なんで香港人が団体でここへ来るのか、さっぱりわからん! とりあえず天后廟まで歩き、安いランチもなかったから15:00の船に乗ろうと早足で引き返す。
 後続が来ないので心配していたらギリギリになって現われ、レストランに入ったんじゃないかと、見ながら戻って来たから遅くなったと言う。すみません、鯉魚門はやはり高く、西湾河に渡って打ち上げしたいと思います!と乗船。10分ほどで到着。オクトパスは使えず、下船してから現金で払う。お釣りあり。この辺りは西湾河のSOHOと呼ばれてて、私がネットで見つけた店に行くと言ったから、お洒落な店だと思った人が多く、また勘違い。目指すはMTR西湾河の駅の上、街市ビルらしいが、住所がはっきりしてなくて秋子さんに相談しながら…

【打ち上げ】
亮記海鮮飯店 
TEL:2885-4133
西湾河市政大樓地下、熟食中心C7-C8
 
西湾河A出口の左、街市ビルに入って左にある。雰囲気は茶餐店以下なのに海鮮! みんな空腹で、何よりビールを飲みたがっており、文句言わず着席。あれこれ注文するが、微妙にない。ビルにいろんな店が入っているんだから買いに行けばいいのに、ないと言われる。しかし、店はしょぼいが味は良く、たらふく食べて飲んで842ドル。飲んだ10人が75ドルで、飲まなかった中川夫妻は50ドル。やっぱ街市は安い!

地域  : 八仙嶺郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2008年2月17日(日) 最寄り駅:旧KCR太和(Tai Wo)、午前9時集合 天気予報:曇り雨、最高気温15度、湿度79%、寒冷注意報
水・食料:沙補給場所なし  報告・写真 Qちゃん  難易度 :2(約9キロ、約3時間)
山あいのオレンジ色の屋根が康楽園
階段の登りは険しく、後方が大埔で右が康楽園
目指すは中央奥の九龍坑山
(Cloudy Hill/440m)
振り返ると万里の長城みたい
晒し首的記念写真
階段を下ると右が鶴藪灌漑水塘

 Wilson Trailは香港最後の総督パッテンの前のウィルソンの名前を冠したトレイルで、私は8の前半の記憶がないけど歩くハイマーのまだらボケで全コース歩いたと思ってたのに、記憶がないのは歩いてなかったからだと先週わかり、ようやく全部繋がりました! で、今日は香港マラソンに太田・山口・健さん=フル、荒田・宮田・眞さん=ハーフ、が出てて参加者が少なそうだから先週の続きとし、集まったのは中川、佐藤、倉田、秋子、土田、私の6名。でも、後でもう1人増える。

 9:05
太和駅から、先週の続きは説明しづらいので線路を背に真っすぐ進み、ビルを出て川沿いの道を右へ。先週私が怒った、白地に緑の矢印が3方向全てWilsonと書かれてる標識を右へ。9:20突き当たりの信号を横断。旧KCRの線路の下の地下道を抜け右へ。次の分岐は左。道路が途切れたら緑の手すりの階段を上がる。9:40山頂でもないのに三角点があり、その先の東屋で5分休憩。登りになると左下は康楽園という、酔っぱらって帰ったら迷子になりそうな巨大集合住宅。
 
標距柱W101を過ぎ、10:00左に東屋があるとこで休憩。大帽山、大埔の工業団地、シンセン等、靄っててハッキリ見えないがバカ話で長居してたら、息せき切って吉田さんが現れビックリ! 遅刻して追いかけて来たと言うが、よく道がわかったもんだ。もう少し休んで10:15から歩き出す。

 10:25
三角点(288m)で10分休憩し、下ったら登り返す。ここがWilson Trailになる前、山ちゃんに連れられて来た時は切り立った痩せ尾根が恐いほどだったのに、今や整備され単なるコンクリートの階段。香港人はなんでこんなコンクリート固めが好きなんだろう。10:55平坦になった所で11:20まで休憩。八仙嶺郊野公園の看板で晒し首のような写真を撮り、せっかくだから電波塔が建った九龍坑山(Cloudy Hill/440m)の山頂まで草をかき分け登る。三角点に触り、建物の左を進むとWilsonに戻れる。
 細い道路を下り、11:40分岐を右へ
W108を通過。流水響郊遊徑と合流し、間違えそうなのは、11:55真っすぐ行きそうな十字路を右へ下るとこだけかな。森を下って平坦になったら左へ。12:15急な階段を降りたら道路で、右が鶴藪灌漑水塘。時間は早いが八仙嶺に行く気力はなく、道路を左へ帰る。12:35普段来ない所まで入って来たミニバスは空席4つ。倉田、秋子、吉田、土田が乗り、中川、佐藤、私はバス停まで歩く。
 ところがなかなか来ず、来たバスは村を回って戻って来たら満席。タクシーも来ないし、
粉嶺に着いた4人はいつものレストランを知らず、こんなことならQちゃんに先に行ってもらい、席取りしてもらったら良かったと中川さん。同じくバスを待ってる香港人の女性3人は有機栽培のイチゴ狩りに行って来たと、1パック約15個で60ドルだと言う。高っ! 彼女達が電話でタクシーを呼んでるから私たちの分もお願い!って言うと、やっぱりQちゃんに先行かれたら困るとこやったと中川さん。13:12ようやくタクシーに乗れ、粉嶺駅まで約10分、42ドル。先着の4人といつものレストランへ行くが、満席だぁ!

【打ち上げ】
金明苑海鮮酒家
/ Golden Garden Seafood Restaurant TEL:2676-1228
粉嶺祥華邨商場106號 (Shop 106, Cheung Wah Estate Shopping Center)
 30分以上待ってようやく席につく。飲茶はいつも通り普通に美味しい。えーっと幾らだったっけ? メモし忘れたけど、ビールを飲んだ人も150ドル以下だったよね。

地域  : 城門・大帽山郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2008年2月10日(日) 最寄り駅:MTR●(草かんむりに全)湾(Tsuen Wan)、午前9時集合 天気予報:晴れ曇り、最高気温15度、湿度73%、寒冷&赤色乾燥注意報
水・食料:沙補給場所なし  報告・Qちゃん 写真・府川 難易度 :2(約15キロ、約4時間)
非常に秋らしい写真だと思わない?
塀から「香海蓮社半春園」をストーカー
これが、3方向Wilson Trailの標識!
ちょっとわかりづらいけど、獅子舞
日本の鉄ちゃんには物足りないでしょうが…
これが線路と車両の展示です

 旧正月の4連休最終日の参加者は府川、土田、内海、私の4名。先週から正会員の土田さん、今日から正会員の内海さんがいなかったら府川さんと2人っきりになるとこだったね!と言いながら、B1出口を出て左へ。すぐ右へ陸橋を渡り、突き当たったら左へ階段を下る。地上に降りたら真っすぐ。信号を渡らず右折すると次の通りが兆和街で、右に城門水塘行き82のミニバス乗り場がある。9:15乗車。9:25終点下車。

 階段を上がり
Pineapple Nature Trailを行く。府川さんはここ初めてだと言うが、ハロー香港に載せる写真を撮った05年8月14日に歩いたじゃない! 道路に出たら鉛礦凹(Lead Mine Pass)へと右へ進む。三差路でWilson Trail Stage 7に合流。標距柱W079を通過。鉛礦凹には10:30到着。10分休憩。
 公衆トイレの左の小道を行くとすぐ
W084がある。森を抜けると大埔の町が見え、旧正月は中国の工場が休みでスッキリした眺望が得られるはずなのに霞んでてガッカリ。大雪で列車が停まり帰れない女工さん達が働いて… るわけないよな。11:10道路に出たらW087。左へ下る。このあたりから白地に緑の矢印、下にWilson Trailと書かれた標識になるので注意。
 三差路を下り
Stage 8に突入。お洒落な低層マンションが並ぶ中、コンテナを改造した家もあって面白い。吐露公路の陸橋が見えたらW090から左の坂を上がる。平坦になったら道路は右折するが、標識に従い真っすぐ小道を行く。階段を上がると通って来た集落が見下ろせ、不便そうな山の中にもマンションがあって驚き。細い道路に出てW092を過ぎ、12:05左の小道に入ると大帽山という分岐で土田さんの甘納豆を食べて立ち休憩。更に進んで分岐に出たら右へ下る。

 右の寺(かな?)を塀から覗くと庭園が見え、分岐を右に行くと「
香海蓮社半春園」と書かれた裏門がある。しかし入りづらく、諦めて道路を下ると正門が開いてて潜入。旧正月だというのに参拝者が訪れた様子はなく、お布施も少ないのか敷地や建物は寂れてる。流行ってない理由は不明だが、香港では珍しい椿の花が咲いてて、道路に戻って下る。
 12:45左にタクシー乗り場、右にWilsonの標識があるので真っすぐ進み、公園に入ってウロウロ。まさか公園を通過するとは思ってなかったからね。親切な香港人が公園を抜けて橋を渡ればいいと教えてくれ、確かに川沿いの道に出ると白地に緑の矢印の標識があり、12:50中華風の橋を渡る。真っすぐ行くと
旧KCRの太和駅だが、Wilsonは左の川沿いに続いているのでもう少し歩いてみる。
 次の白地に緑の矢印の標識は、来た道、左の橋、右の道路と3方向全てWilsonで、アタシャ右だと知ってるからいいけど、こんな標識あるか!と激怒。3人になだめられながら瀟洒なマンションが並ぶ歩道を行く。突き当たりの信号を横断。線路の下の地下道を抜けたら右へ。分岐を左へWilsonは続いているが、今日はここまでと太和駅を目指す。が駅近辺には打ち上げできそうな店はなく、
大埔墟(Tai Po Market)駅まで歩こうと線路沿いに進む

 道なりに線路の下を潜り、右の橋を渡り、文武廟が近づくと鐘や太鼓の音。
Lion Dance(獅子舞)だ! 文武廟は見ないで通過。まだ休業中の店もある商店街を獅子と楽団が利是(お年玉)を貰いながら練り歩いてる。旧正月らしいものを見た後は、お昼には少し早いので鐵路博物館に入る。無料だし。
 合併してMTRになったKCR、つまり
九廣鐵路(英段=British Section)は1910年10月1日に開通。かつての大埔墟駅は天后廟を改装したのか、廟のような駅舎だったのか記されてないけど、それを移築して当時の事務所や写真、車両を展示しています。また残った九廣鐵路の資材を使い、1912年4月に幅2インチ(60センチ)、全長7.25マイル(12キロ弱)の粉嶺〜沙頭角支線が正式開通し、沙頭角公路ができる1928年4月1日まで運行していたそうだ。去年空母ミンスクを見に沙頭角へ行こうとした時、香港から入れなかった沙頭角に昔は鉄道があったのかと意外でした。わざわざ行くとガッカリかもしれないけど、ついでなら大満足じゃないかな。

【打ち上げ】
泰華餐廳 / Thai Wah Restaurant
 TEL:2651-6808
大埔富雅花園商場地下1, 2, 3號舗
 大埔墟へ行く途中、以前入ったことがある茶餐廳で打ち上げすることに。
ビールは近くのコンビニで買って持ち込みOKなんだけど、私はともかく男性陣3人もいらないって、珍しいこともあるもんだ! 府川さんがポークステーキ。土田さんはマカロニスープ&ガーリックトースト&オムレツ。内海さんは海鮮炒麺、私は魚のフライカレー。以上をみんなでシェア。そんなに不味くないし、飲み物も入れて1人44ドルでした。

地域  : 城門・大帽山郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2007年1月21日(日) 最寄り駅:MTR●(草かんむりに全)湾(Tsuen Wan)、午前9時集合 天気予報:曇り、最高気温18度、湿度86%
水・食料:沙補給場所なし  報告&写真・Qちゃん  難易度 :2(約10キロ、約3.5時間)
この案内板からWelson Trail 7
橋のたもとで休憩
Lead Mine Passからは霧が濃い

 先週にどこそこへ行こうって企画がない時のWilson Trail。去年Section 6まで歩いたので7。参加者は中川夫妻、荒田夫妻、青島、佐藤、森Qの7名。B出口を出て左にある陸橋を渡り、店の前を通るとまた陸橋。突き当たりを左へ階段を下り、地上に降りたら真っすぐ。信号を渡らず右折すると次の通りが兆和街(Shiu Wo Street)。右に城門水塘行き緑のミニバス82の乗り場がある。終点まで約15分

 9:30スタート。道路を辿ると約15分でBBQサイトがある広場。右の公衆トイレに入った人を待って小休止。
ここからMacLehose Trailとなり、車両通行止めのゲートを抜けると大きな三差路で、前回終了したWilsonに合流。左へダムを渡るのだが青島さんは真っすぐ行こうとし、中川さんと、何回歩いても道を覚えない人やねぇ。ダムを渡ると案内板があり、MacLehoseは階段を上がるが…
 9:55案内板を左に入ると
Wilson Trail Section 7の始まり。水塘沿いの道を行く。標距柱W070を通過。コンクリート道は土道になり歩きやすいが、天気が悪くて景色は楽しめず、お喋りに花が咲く。不二屋が賞味期限切れの牛乳を使っていた事件から、香港の卵は賞味期限が長く、冷蔵庫に入れないで1ヶ月置いても大丈夫だと言うと(勿論、賞味期限内)みんな驚くが、卵は呼吸してるから日本のように洗浄すると穴が塞がれて死ぬんだと、卵呼吸説を展開。佐藤さんはゆで卵にして冷蔵庫に入れると1ヶ月は持つと言う。そりゃちょっと〜

 10:35分岐の上は道路だが真っすぐ小さな橋を渡る。
W077を過ぎ、11:05川に架かった橋で15分休憩。少し上がると道路で、06年9月23日に歩いたコースとなり、左へ下る。前回は東屋がある芝地が非常に美しく、荒田さんは奥様を連れて来たいと言っていたのに、天気が悪いと大したことなく素っ気ない。11:25三差路に出たら右へ。W079を通過。
 12:05
東屋が新設されたLead Mine Passの広場に到着。ここでMacLehoseとWilsonが交差する。猿がいるので取られないかとビクビクしながら食料を補給し、15分休憩。公衆トイレの左側を行くとW084。霧が濃くなり傘をさしてる人もいて、石の階段は滑りやすい。
 12:50道路に出ると
W087。後続を待って休憩。中川奥様が、Qちゃんバスないん?と訊く。ありまへん。ミニバスのバス停まで約1キロ歩きましょうと進む。ところが、三差路を右折するとやって来た。乗客が余計に料金を払って来てもらったのだろう。この辺がアバウトというか融通がきく香港。もう中川奥様は歩かず、バスが戻って来るのを待つ。しかし、もし先にたくさん乗ってて我々全員乗れなかったらどうするんです? 年功序列! えーっ私は真っ先にダメかい? 幸い全員乗れ、終点のKCR大埔墟まで行く。

【打ち上げ】
景福軒海鮮酒家
/ Royal Plaza Court Seafood Restaurant TEL:2389-1038
大埔墟火車站新達廣場2字樓101-120 (Shop 101-120, Uptown Plaza, Tai Po)
 毎度よく行く店。14時前と一番込んでる時間帯なので30分ほど待たされる。誰もビールを飲まず、あれこれ注文したけど318ドル。一人50ドル徴収し、チップなし。←ケチ! 残りは山海徑の財布に入れました。

地域  : 金山郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2006年5月28日(日) 最寄り駅:MTR黄太子(Prince Edward)、
午前9時集合
天気予報:曇り雨、最高気温27度、湿度93%
水・食料:沙補給場所なし  報告・Qちゃん 写真・府川 難易度 :1(約8キロ、約2.5時間)
標距柱W065の広場
東屋の外で濡れそぼる猿
東屋の向いを下りて来る団体
雨の中を登る
断念したWilsonの続きのダム
ミニバスのバス停へ

 先週に続き雨模様なのに誰からも電話がなく、行くんだろうと集合場所に馳せ参じると中川さんと府川さんがいて、3人だけ?と言ってると青島さんと庄司さんが来る。こんな天気で5人とは上出来。
 
E出口を地上に出て彌敦道(Nathan Road)を左へ。山崎パン前のバス停から、禾●(山の下に大と車、Wo Che)行き81に乗車。約15分後、九龍水塘で下車

 道路を少し戻った案内板から
Wilson Trail Stage 6。標距柱W061があり、九龍水塘(Kowloon Reservoir)沿いの林道を辿ると、遂に曇天が泣き出す。数分で標識があり、林道を離れて左の土道を進み、階段を上って森に入る。晴れていると木々が太陽を遮ってくれるいい道を、傘で雨を遮りながら登る。
 15分ほどで小川を渡り、平坦に進むと見晴らしのいい所に出るが、見るものはない。
W064の分岐から右に登り、広場に出たらW065。立ち休憩して下ると約10分で金山路。

 雨脚は強く、金山路の道路に出てどうしようかと思っていると中川さんが右上に東屋があると教えてくれる。しかし、近づくと先客の猿数匹に野良犬が10匹近くいて、香港の猿と犬は仲がいいらしい。犬嫌いの青島さんは足止め。構わず東屋に入ると犬は逃げたが、猿は雨に濡れながら我々の食べ物を狙っているようだ。
 こんな天候だから誰もいないと思っていたのに(実際ここまで誰にも会わなかった)、向かいの山から20人くらいの団体が下りて来る。雨宿りに来たらウルサイだろうなぁと思っていたら、来ないで行ってしまう。
 さて我々はどうする? 雨は止む気配がなく、金山路を下って大埔公路に出て帰る案もあったが、もう少し歩こうって更にWilsonを進むことにする。

 東屋から道路に戻って右に進む。右に分岐した道路がある所に
W066があり、すぐ先のWilsonの碑から道路を離れて階段を上がる。しばらく登りが続き、汗や雨でドロドロ。下りになると下から声が聞こえてくる。さっきの団体が先行しているのかと思ったら別の団体が登って来る。
 同じ赤のポロシャツを着た人が多く、袖口に山林旅行隊と書かれている。かなりの団体だねと言っていたのは束の間、下れど下れど尽きることなく登って来る。100人くらいいたんじゃなかろうか。何かの大会以外でこんなに多くの人に出会ったのは初めて。しかもこんな日に。

 
W069を過ぎて少し登るとBBQ場があり、そこを過ぎると道路。右へ城門水塘(Shing Mun Reservoir)のダムを渡るのがWilsonのコースだが、この辺にしておこうと真っすぐ進む。
 左にBBQ場と公衆トイレがある広場の東屋で休憩。そこからミニバスの乗り場まで道路を辿るが、雷鳴とどろきトンでもない土砂降りになる。道路は川となり靴がグチャグチャ喋り出す。傘はほとんど役に立たない。
 15分ほどでミニバスのバス停に着き、
●(草かんむりに全)湾・兆和街行き82に乗車。運転手にイヤがられるんじゃないかと思ったが、みんなズブ濡れだからそうでもなさそう。いやはや大変な目にあった。終点で下車し、この辺に来た時はいつも行く中華レストランで打ち上げとする。

【打ち上げ】
明星海鮮酒家
/ Star Seafood Restaurant Group TEL:2406-2233
新界全湾兆和街23號 海晴軒1樓全層
 06年4月30日の打ち上げ場所、川にせり出したレストランの姉妹店。料理人は違っても、
ここも安くて美味しい飲茶にありつける。帰りは兆和街を右に進み、左に曲がる辺りで右の路地に入る。道路に出ると陸橋があり、上がって左に進むとMTR●(草かんむりに全)湾駅に繋がっている。

地域  : 獅子山郊野公園
参考地図: 新界東北及中部
山歩の日:2006年5月21日(日) 最寄り駅:MTR黄大仙(Wong Tai Sin)、
午前9時集合
天気予報:曇り雨、最高気温25度、湿度96%
水・食料:沙田パスで補給可能  報告・Qちゃん 写真・Qちゃん 難易度 :2(約10キロ、約2.5時間)
沙田凹の東屋
雨の中を下る
立派な東屋で休憩
ほとんど水なし水路
中央の突起が望夫石だが…
そこどけそこどけお猿の子

 出かける準備をしていると雨が降り出す。なのに誰からも連絡がなく、心配になって中川さんに電話すると、地下鉄に乗っていると言う。ならば私もと出かけ、集合したのは中川、青島、荒田、山口、お久しぶりの庄司、私と6人。庄司さんは今年も100km Trailwalkerに出るので練習に来たと言う。え〜もう!

 
A出口を地上に出ると雨脚は弱く、これなら歩けそう。左に進んでミニバスのターミナルから、沙田●(土へんに幼、以下凹と書く)邨行き18に乗車。沙田凹道(Shatin Pass Road)の坂を上がり、右の慈雲山道(Tsz Wan Shan Road)に曲がった所で下車。約5分。

 
沙田凹道に戻り、左に法藏寺を見ながら道路を登る。傘をさしながら歩いている人が多く、驚き。以前は雨の日に歩く香港人はいなかった。おまけに湧き水を汲みに来てる人もいて、雨の日は水質が良くないだろうに。
 
堂佛音観(右から読む)を左にカーブし、獅子山郊野公園の鳥居を見たら右へ。恒益商店という茶店がある三差路に至り(ミニバスを下車して約20分)、東屋で休憩。バアチャン3人がお経のテープを流しながら大声でお喋り中。こんな日に歩いてるのは元気でいいけど、騒々しくて早々に退散。

 恒益商店の横を通って
Wilson Trail Stage 5に合流。すぐ三差路があり、左に進むと標距柱W047がある。5分ほど歩いたら橋を渡り、道路を離れて右の小道に入る。視界は悪く、沙田の町がぼんやり見えるだけ。前回来た05年8月21日も雨で、ここはいつも雨に祟られる。
 
W049を過ぎると階段の下り。青島、山口、庄司が速く、中川、荒田、私が追いかける。やがて立派な東屋に至り、休憩15分。

 東屋から下ると水路で、ここからWilson 5の終わりまで平坦な水路脇の道が約5キロ続く。前回は大雨の後でエメラルドグリーンにミルクを足したような水が滔々と流れ、あちこちに滝があり、まるで九寨溝と評して失笑をかったものだが、今回は水路の底をチョロチョロ流れているだけ。前回が異常でいつもこんなだよと中川さん。

 右に三角点がある所を過ぎると、正面の山に突出した
望夫石(Amah Rock)が見えてくる。子供を背負った妻が帰らぬ夫を待ちわびて岩になったと言われているが、英語のAmahとは乳母やお手伝いのこと。なんで妻がメイドに変身したのか?
 左に水路を渡って望夫石に行く分岐で青島、山口、庄司が行こう!と待っているんじゃないかと思ったが、いなくて肩すかし。その先の右に下る分岐から前回は下山したが、真っすぐ進む。
 すぐ東屋があり3人が待っててくれる。ここで土砂降りとなり、10分休憩したがラチがあかず、傘が嫌いな山口さんも遂に傘をさし、荒田さんはザックにビニールをかけて歩き出す。

 猿がいると思ったら、歩くにつれドンドン増えてくる。道路のゲロ状の物はパンの耳。餌を与えるのは禁止されているのに、こんな日でも持って来てる人がいる。繁殖しすぎて餌がなく、可愛そうだと思っているのか。それより面白半分に与えてる人が多いようで、安易な動物愛護はやめてもらいたい。
 猿軍団に囲まれて歩くのは気持ちのいいものではなく、見晴らしは悪いし、平坦な道に飽きた頃、白黒の遮断棒に行き当たる。脇を通って下ると
大埔公路(Tai Po Road)。左にバス停があり、佐敦●(匚の中に淮)翔道行き81に乗車。
 約15分でMTR油麻地(Yau Ma Tei)下車。打ち上げ場所を探して彌敦道(Nathan Road)真っすぐ歩き、
初トライの倫敦大酒樓に入る。

【打ち上げ】
倫敦大酒樓 / London Restaurant
 TEL:2771-8018
九龍旺角彌敦道612號 好望角大厦
 名前はロンドンでも中身は中華。最近あまりない飲茶をワゴンで運んで来る店で、メニューが読めなくても見て選べる。日本のガイドブックに載ったコピーを貼ってる。オススメは冬瓜粒湯飯一窩(冬瓜の雑炊、一窩=深皿)だが、脆皮BB乳鴿両隻(皮をパリパリに焼いた鳩2羽、BB=baby)とセットで88ドル。冬瓜粒湯飯のみ注文できるのかどうか不明。
繁華街にある割には安くて美味しく、1人65ドルでした。

地域  : 
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:2006年4月23日(日) 最寄り駅:MTR彩虹(Choi Hung)、午前9時集合 天気予報:晴れ、曇り、雨、最高気温29度、湿度87%)
水・食料:沙田パスの茶店で補給可能  報告・Qちゃん 写真・府川さん 難易度 :3(迷ったので約15キロ、約4時間)
Wilsonの標識
道を間違えてエライ薮
ホントのWilsonはいい道
辛い登り=楽しい山口嬢
ラジコン飛行機を飛ばす人
沙田PASSの茶店側から見た東屋

 彩虹に集合したのは五十嵐、荒田、府川、山口、2度目の参加の宮田氏、私と6人。最近メンバー激減だから上出来。C2出口を地上に出て、右のバス停から清水湾行き91に乗車(91M、92でもOK)。10数分後、井欄樹(Tseng Lan Shue)で下車

 前回来たのは2000年だったかな? 毎週歩いているのに6年も来ないなんて、香港には他にもいいコースが沢山あるって証明になるかも。ルートが変わっていて戸惑うが、バスを降りて進行方向に進み、左の道路に入るのが正解。すぐ東屋があり、そこから
左へ進めというWilsonの標識を発見。
 しかし、集落の路地はわかりづらく、標識通りに歩いていたつもりが右へ曲がる所を間違え、真っすぐ芝地に入ってしまう。突き当たりは民家の門で、おっちゃんが来るな、左へ行けと言うので従う。
 藪が続き、こんなに悪い道だったかなぁと思うが香港人の団体さんもいてホッ。ところが鉄塔の左を通ると登りになり、道路に出る。これWilsonじゃないよ! 地図を出して見ると道路を上がってもWilsonに合流するが、コース通りに歩きたいとワガママな私。みんな異論はないと言うので、香港人の団体にどしたの?と言われながら来た道を戻る。(この団体には後で遭遇)

 Wilsonを捜して藪に入り、益々迷っていると府川さんが、芝地に入る前の標識は右だったと思うと言うので戻ると、その通り! 約30分のロスは足慣らし。正しい道を進むと案内板があり、これぞホントのWilson!
 石の階段を上がり
標距柱W033で立ち休憩。森の中を登ったり下ったり、とてもいい道で戻って良かったと言いながら、一度休憩を入れて森を抜ける。分岐を右に進むと、こんな所にあるのが不思議なくらい立派な改築中のレンガの家があり、誰が住んでいるんだろう。石畳を下ると道路に至り案内板もある。

 道路を左に進むと低層マンション。
W036を過ぎたら左へ水路を渡って登る。小さな家の前を横切り、また登り。約15分で日向の急な階段に出ると暑い! でも振り返ると眼下の海は絶景! 前回来た時、遠藤さんがバテた所だ。休憩しながら景色を堪能しつつ登る。
 登りきったら平坦になり、更に右に登る道もあるが、平坦な道を進んでも同じなので登らない。そこで例の団体に遭遇。君達はあのまま進んでここに来たんだ。アンタ達はしんどい道にしたんだねと、お互い目で了解。
「香港童軍總會基維爾訓練營」の鳥居を抜けると道路で、休憩して上がる。

 案内板の横に
W040があり、三差路を右へ進む。東屋に出ると九龍の市街からヴィクトリア湾を挟んで香港島まで見渡せる素晴らしい眺め! ラジコン飛行機を飛ばしている人がいる。勿論子供ではなく大人。何が面白いんだろうと思うが、彼等も、汗まみれになって歩いて何が面白いんだと思っているんだろう。次の分岐の東屋でMacLehoseに合流し、道路を下る。

 
恒益商店という茶店まで30分弱。冷たいジュースで喉を潤し、更にWilsonを歩くって案もあったが、今日は暑かったし、ここで止めても交通機関はなく、更に歩かないと帰れないのでWilsonは断念。道路を下ることに。
 約20分で右に
法藏寺。その下のT字路でMTR黄大仙行きのミニバスがあるが、真っすぐ下っていつもの四川食堂に歩いて行くことにする。
 道路が右に曲がるとこを真っすぐ細い道路に入り、次の三差路も真っすぐ。突き当たりの大通りが鳳徳道で、左に入ると四川食堂。

【打ち上げ】
詠藜園、四川擔擔麺菜館
/ Sze Chuen Noodles Restaurant TEL:2726-3818
黄大仙鳳徳道15-17號地下 (G/F., 15-17 Fung Tak Road, Wong Tai Sin)
 またここ?って感じで、何を食べたかは割愛。番外編の「食いしん坊、万歳」に出てるメニューと大差ないので、そちらをご覧ください。

地域  : 
参考地図: 西貢及清水湾
山歩の日:
2005年12月11日(日)
最寄り駅:MTR藍田(Lam Tin)
午前9時集合
天気予報:曇り・晴れ、最高気温21度、湿度77%、乾燥注意報(黄)
水・食料:補給場所なし  報告・Qちゃん 写真・府川さん 難易度 :2(9.3キロ、約3.5時間)
この狭い海峡が鯉魚門
鯉魚門を眼下に歩く
田中父と3兄弟
次は正面右寄りの五桂山を目指す
怪しいモニュメント
快調に下山

集合場所はMTR藍田駅の構内を出ず、D2出口の辺り。将軍澳線の開通以来、油塘(Yau Tong)駅から歩き出す方が近いのは知ってるが、細切れながらWilson Trailの完全完歩を目指してるので敢えて藍田とした。
 五十嵐、府川、谷口♂、音田、田中ファミリー(父、母、アサヒ、ヒビキ、コウセイ)、谷口♂さんの会社の初参加の倉内嬢、日本から初参加の今徳女史と集まり、今日はこれくらいか?と言ってると、青島さんが脇目もふらずにD2出口を出て行くのが見え、おーい、どこ行くんだ? いや〜D2出口と聞いていたから… 駅構内を出ないって案内したじゃん!ということで13人でスタート。

 以前は駅の下のバスターミナルからStage 3が始まったのに、現在はA出口となり、エスカレーターを乗り継いでビルの中を上へ上へと上がる。地上に出たら
啓田道(Kai Tin Rd.)を右へ。ロータリーの手前で道路の反対側に渡り、啓田道が途切れたら鯉魚門道(Lei Yue Mun Rd.)を進む。
 道なりに左へ曲がると
高超道(Ko Chiu Rd.)になり、広い交差点から右の道路に入る。この道路、名前がない。墓地へ行く道で通じるから? 空は晴れ渡り、登るにつれ素晴らしい景色が広がるが、墓地へ行く道だからなぁ。たまに霊柩車が走る。
 ようやく
標距柱W020を発見! 左の階段を上がると案内板。しかし藍田駅を出てから約20分、標識も案内板もなく、知ってたからいいけど不親切じゃないかえ?と思いつつ、間違えてなかったとホっとして約25分休憩。

 コンクリート道を上がと
海鮮料理で有名な鯉魚門の集落が見下ろせ、香港島と九龍を隔てる狭い海峡も鯉魚門と言い、紛らわしい。東屋から真っすぐ登ると外敵からヴィクリトア港を守っていた、その名も砲台山(Devil's Peak/222m)に塹壕があるが、登りが嫌いな中川奥様もいるのでコース通りに右に巻く。東側の斜面は将軍澳を見下ろす広大な墓地。風水なのか、香港の墓地は大概見晴らしがいい所にある。
 山の西側に出ると香港島まで見渡せる絶景! しばし景色を楽しみながら平坦な山腹を歩く。真っすぐ進むはずの所で、階段を上がれとの表示に首を傾げつつ、上がってみて納得。崖崩れで迂回していたのだ。迂回するほどの崩れじゃないんだけどなぁ。以前架かっていた陸橋はなくなり、下って道路に出たら右に巻く。道路を横断して反対側の道を上がり、その上の東屋で15分休憩。

 ここからは急な登りで辛いが、素晴らしい景色が半減してくれる。広場に出ると山名がない
三角点(281m)があり、360度のパノラマ! 10分休憩し、北に見える白い看板がある五桂山(Black Hill/304m)を目指す。
 一旦下って登り返し、左に下る道がある分岐は真っすぐ進み、五桂山を通過。次の分岐を左に下ると、
Wilsonのタイガーバームガーデンと呼んでいるモニュメントがある。右の小道に入ってみよう。薄暗い小屋の日めくりカレンダーは12月11日。つまり毎日来てめくってる人がいるんだ。この怪しさは一見の価値あり。

 道路まで下ったら右へ進む。広い
寶林路(Po Lam Rd.)に出たら、横断して翠琳路(Tsui Lam Rd.)に入り、数分で左の澳頭村(地図では凹頭)へと進む。
 もう大した登りはなく、余裕が出たのかコウセイ君、倉内嬢に、ねぇねぇ何型?と質問。しかし何のことか分からず、コウセイ君は何型?って訊くと、僕はうさぎ型のA型! なんだ干支と血液型か。でも干支で歳を計算できるとは思えず(なんたって6歳)、案の定、何歳?と訊き出した。倉内さんは小声で教えたようで、一緒に走ろう!と言うコウセイ君に手を取られ、行ってしまった。若者はいいなぁと見送るおぢさん、おばさん。
 澳頭村に出ると道路は終わり、コンクリートの歩道になる。小川を挟んで左に工房(?)があったり、道ばたで絵を描いてる人がいたり、なかなかアカデミックな集落だ。
 コウセイ君がまた倉内さんに、何歳?と訊いてる。さっき聞いたんじゃないの? うん、でも忘れた!(6歳なら認知症と言われないからいいやね)
 
清水湾道(Clear Water Bay Rd.)に出たらゴール。左のバス停まで歩き、MTR彩虹駅には大したレストランがないから、鑽石山駅行きに乗車。いつも行く店にする。(最近お見限りだけど)

【打ち上げ】
聯邦酒樓 / Federal Restaurant TEL:2626-0011だと思う
荷里活廣場 (Plaza Hollywood)
 終点のバスターミナルで下車。MTRの乗り場まで進み、反対側のエスカレーターを上がってビルに入る。3階だったかな? 最近お見限りのせいで、同じフロアーに2店あった1店が閉店してるのを知らなかった。昔貰った名刺があるからいいやとメモしなかったら、住所は書かれてない。よってフロアーは不明。
味は悪くないし、ビールを飲んで90ドル。飲まなくて70ドル。日本から初参加の今徳さんも、山はもとより食事も喜んでくれて良かったよ!

地域  : 大潭郊野公園
参考地図: 香港島
山歩の日:
2005年12月4日(日)
最寄り駅:MTR金鐘駅(Admiralty)
午前9時集合
天気予報:晴れ・曇り、最高気温17度、湿度65%、強風注意報
水・食料:補給場所なし  報告・Qちゃん 写真・Qちゃん 難易度 :2(約7キロ、約2.5時間)
五十嵐双子さんと青島さん
Mt. Nicholson
セントラル方面のビル群
Kornhillのマンション群
子供を抱いた観音様
この鳥居を潜る

集合場所はMTR金鐘駅のC1出口を地上に出た左のバス停。同じ顔した五十嵐兄弟がロウロしてるのを発見。双子は目立つ。何してんです? 右のバス停からスタート地点へ行くバスないよ。だってばぁ! 今日帰国だからサヨナラ言いに来たと弟さん。おにぎりも持って来たよと兄ちゃん。多謝多謝!(山海徑の単身赴任者は料理好きが多く、私ほど男の手料理を食べた女はいないだろう)
 バス停に行くと誰もいない。中止かぁ?と言ってると、安本さんが現れビックリ! 中国出張で今日帰国、香港に早く着いたから挨拶に来たと言う。そのうち青島さん登場。日本から2人も参加なの!と驚いてるが… 安本さんに別れを告げ、双子さんもちょっと行ってみるというので、
赤柱監獄行きのバス6に乗車。(61、66でもOK)

 
約15分で黄泥涌水塘公園下車。ガソリンスタンドからバスの進行方向に少し歩き、左の階段を上がる。いつもなら道路まで上がれるのに工事中で左に巻く。道路に出るとH.K. Trail Stage 4で、左に登る。右に黄泥涌水塘公園を見て更に登り、右の階段からWilson Trail Stage 1が合流してくる。そこを過ぎると左に鳥居があり、H.K. Trail Stage 5と、Wilson Trail Stage 2のはじまり、はじまり。(1995年にできた新参者のWilsonはH.K. TrailやMacLehose Trailと重複した箇所がある)
 まだ時間があると双子さんも一緒に鳥居を抜け、右の階段を上がる。
標距柱H052があり、鉄塔を過ぎてまた登り階段になると、絶景! 冬は北風が中国の煤煙を運んで来るからhazyだと言われているのに、強風にhazeも吹き飛ばされたか、すっきり晴天! ラマ島の火力発電所の3本煙突まで見え、来たかいがあったと五十嵐弟さん。20分ほど景色を堪能して双子さんは引き返し、ここから青島さんとデート。

 
標距柱W010とH054が並んであり、階段を登り詰めると大岩。稜線に出てしばらく行くと左に三角点がある。Jardine's Lookout/433mだ。三角点の先まで出てみよう。青島さんはこのコース何度も歩いているのに、三角点から先に出るのは初めてだそうで、かつての啓徳空港を見下ろす眺望に感激しまくり!
 その後、無惨に切り取られた山肌を見ながら階段を下りに下り、登り返す。しんどいが、緑の中に大潭水塘や海が見え、パソコンで疲れた目の回復にはとてもいい。
 分岐まで来たら真っすぐ進むとH.K. Trailだが、左のWilson Trailへ入る。前面に海が広がると、
ここも絶景! 西はVictoria Peakから東は将軍澳の先まで、グルリ見渡せるパノラマ。それを肴に下りの階段で20分ほど休憩。
 最近山海徑は、お子さんは別にして40代以下の若者がいない。なぜかと考察するに、年寄り臭い話が多いからイヤがられるんだろうって、若者が参加した時は老眼や年金の話はイエローカードなんだが、今日は青島さんと2人、老後の話に花が咲く。いや、花が散る話か?

 階段を下り、小馬山橋を渡ったら右折してまた下る。
平坦な土道に出たらSir Cedil's Ride。左へ進む。森を回り込んで前面に出て来たら、右へ階段を下る。
 水子供養なのか子供を抱いた観音様に手を合わせ、右の道に入る。すると東屋に出て道路。左に進んですぐ右の「
Quarry Bay Tree Walk」の鳥居を潜る。
 
広場に出るとカマド跡があり、第二次世界大戦の頃、日本軍が使ったものだと聞いたことがあるが、真偽ほどは? それを左に見て真っすぐ小道に入ると、次の広場にもカマド跡がある。ここは左へカマドを観察しながら進み、森の中の道を下る。
 水路に架かった橋を渡り、BBQサイトを過ぎ、Kornhillのマンションのわきに出て、高架を抜けると
基利路(Greig Rd.)という道路。左に下るとトラムが走ってる英皇道(King's Rd.)で、右に進むとMTR太古城駅がある。Wilson Trailはここで地下鉄に乗り九龍側へ渡るのであった。←邪道じゃないか? 2人だから打ち上げはせずカイサ〜ン!

地域  : 大潭郊野公園
参考地図: 香港島
山歩の日:
2005年8月28日(日)
最寄り駅:MTR金鐘駅(Admiralty)
午前9時集合
天気予報:晴れ・曇り・雨、最高気温30度、湿度86%
水・食料:陽明山荘まで補給場所なし  報告・Qちゃん 写真・府川 難易度 :3(約5キロ、約1.5時間)
(赤柱から陽明山荘まで)

MTR金鐘駅のC1出口を地上に出て、右のバス停に行くと赤柱(Stanley)監獄行きの6Xが停車中。慌てて飛び乗ったのが間違いの元。路線が変わっており、衞奕信徑のバス停を通らないのだ。どうしようと言いながら赤柱のバス操車場で下車。突然、蒲台島(Po Toi Island)へイカフライを食べに行こう!案が浮上。蒲台島行きの船が出る桟橋まで歩く途中、10:00の船が出て行くのが見える。もう少し早かったら乗れたのにと言いながら、桟橋近くのピーチに出て、くつろぎモードで地図を広げると、11:00だと思っていた船は11:30発だった。1時間も待つなら歩こうと、またWilson案、再浮上。下車した所まで戻り、タクシーで衞奕信徑のバス停へ。臨機応変だなぁの声に、行き当たりばったりちゃう? 優柔不断とも言える。(11人でウロウロした時間と距離は含まず。衞奕信徑のバス停を通るのは赤柱砲台行きの6。金鐘から約30分かな)

 さて、仕切り直し。タクシーを降りると、全長78キロにわたる
Wilson Trailのスタート地点。案内板があり、コンクリートの階段を上がると大潭郊野公園の看板。少し上にマカオのカジノ王、Mr. Stanley Hoの献金で作られたStanley Sectionとの碑もある。名前と地名が同じなので(Stanley=赤柱)、「あんさんの名前に因んでどうです?」と言われ、喜んで献金したのか、断りきれなかったのか?
 階段を数分登ると分岐があり、3人が左へ山腹を巻く楽ちんコースを行くと言うので一旦お別れ。急な階段の両側は大頭茶が大半を占め、まだ低木なので日陰がない。が、曇りで風があったので死にそうにならずに登れる。野生の桔梗が花盛りで、これが散ると大頭茶が白いサザンカのような花をつける。階段は辛いが、花を見たり、振り返って赤柱半島を見下ろしたり、障害物がない景色は開放的で実にいい! 
1021段目(私が数えたんじゃない。階段に書いてある)で、標距柱(Distance Post)W001があり、觀景台

 そこからは土道。しばらく歩いてまたコンクリートの階段。猫の額ほどの木陰に、以前一人で来た時、熱中症のようになって倒れ込んだことを思い出す。
階段は1363段で終わりThe Twinsの最初の頂き386メートルに到着。標距柱はW002。三角点があったと思ったが、先頭が速いのでおざなりに確認もせず、せっかく登ったのに階段を下る。正面にこれから登る山が見え、香港島の山も捨てたもんじゃないと思ったり、あんな所まで歩くのかとウンザリしたり。土道になって小山を二つほどこなし、登り返すと広場に出て、363メートル地点。最初の頂きとここで、The Twinsと言うわけだ。
 少し進むと
標距柱W003。そして下り。踏み外すと地獄の底まで転げ落ちそうな階段を一気に約200メートル下る。登って来る人は大汗をかいてて鼻息が荒く、赤鬼のよう。下り終えると三途の川ならぬ、水路にかかった紫崗橋を渡り、案内板。標距柱はW004。別れた3人と合流。

 ここからまた急な階段を登る。ほどなく分岐で、例の3人は左へ山腹を巻く楽ちんコース。高度を上げると右に大潭の貯水池、左は淺水湾(Repulse Bay)のマンションが見えてくる。
標距柱W006で階段は終わり、平らな土道にホッとする。階段と土道を繰り返し、グッと小山を登ると右側の展望が開け、貯水池と海。マンションが並ぶのは紅山半島(Red Hill Peninsula)。山肌を埋める緑がとても美しい!
 
W007の先に三角点があり、そこから下り。正面に薄いピンクのマンション、陽明山荘(HK Parkview)、もう少し進むと左に湾仔あたりの高層ビルが見える。分岐を真っすぐ進むと、標距柱C4104。ここは大潭郊遊徑(Tai Tam Country Trail)でもあるのだ。足場の悪い下りを過ぎ、陽明山荘を囲む金網のわきを通って、階段を下ると道路で、ゴール!

帰り方:左へ道路を下り、池がある公園(黄泥涌水塘公園)で別れた3人と合流。更に下ると、立派な門の前を過ぎ(Stanley Hoさんの家らしい)、突き当たりの道路を渡るとバス停。セントラル、銅鑼湾、北角等へ行くバスあり。

「Wilson Trail考」
 衞奕信徑とは植民地香港、最後の総督パッテンさんの前のウィルソンさんの名前を冠したトレイルで、1995年にできた。金の卵を中国に返還する前に散財したのか、最後の総督の前という陰の薄い名前を残したかったのか。真意は知らねど、狭い香港で新たに
78キロを作るのは無理があった。香港トレイルやマクリホーストレイルと重複した箇所があり、香港島から九龍へ渡るのに地下鉄を使うのは邪道じゃないか?(そりゃ歩いては渡れないけど) 何はともあれ、暇をみてこのトレイルを完歩し、報告しましょう。

    

ALL COPYRIGHT (C) 香港山海徑倶楽部(Hong Kong Mountain and Sea Trail Club)